昨日はなんと香川県下から48名の方々がみくに園に来られました。
「さぬきうまいもんネットワーク」という、農家の女性たちの団体で
自分で栽培した野菜、果物、牛乳などを使って商品を作り、販売を
されている方たちです。香川県農業経営課や小豆普及センターのバック
アップもあり、地元でがんばっておられるそうです。
豊島のレモンや加工品のことを知りたいとわざわざ総会をみくに園を会場に
され、遠くから集まってこられました。あいにく、強風で船のことが心配されま
したが、無事に予定通り行われました。みくに園の取り組みやレモン栽培の
岡本さんの話に耳を傾け、昼食はみくに園厨房スタッフが腕をふるい、レモン
メニューとなりました。メイン料理は手まりレモン寿司で、すし飯の中にレモン
が入っています。これが見た目も可愛いし、美味しいんです。
ぜひぜひ見て下さい。食後はコーヒーとみくに園のレモンケーキ。おみやげ
にも岡本さんがレモンを下さり、レモンづくしの一日となりました。
岡本さんは農家の女性たちに「お百姓さんは偉いんです。農業のための
土地を持つ特別な人たちなのだから、そういう人たちが誇りを持って農業に
取り組むことができて、後継者がいないなんて悲しいことにならないような
ことにしてほしい。100年、200年以上続く職業なのだから。なんとかして
そうあってほしい。」と話をされました。聞いている方々の心に届いたような
気がしました。TPPやら補助金やらいろんな問題がありますが、あらためて
農業という仕事を考え直したのでした。
こうやって、福祉以外の異業種の方々がみくに園を訪れて下さり、みくに
園を知り、ともにいろんなことを考えあうことは嬉しいことでした。
知的障害者の人なつっこい利用者が寄って行ってたくさん話しかけても
優しく応対して下さる「農家のおばさんたち」を見て、障害者の人たちも
こういう人たちと一緒だったら、仕事ができるかなあと思うのでした。
（ kame 
）
ソラマメのスープも、筍と烏賊の木の芽あえもヨーグルトは
みくに園のレモンジャム添え（豊島産のこだわり）