雪の朝ー奈良歴史遺産市民ネットワーク設立20周年記念祝賀会 | 小林てるよのブログ

雪の朝ー奈良歴史遺産市民ネットワーク設立20周年記念祝賀会

1月15日(日) 晴れ、雪がちらちら  
 昨夜から随分冷え込み、「寒い」と窓の外は今冬はじめての雪景色でした。

 外出がどうなるかなと一瞬思いましたが、車の通る道路はほとんど雪もなく、凍結の心配もありませんでした。

 しかし昼の間も日の光の合い間に雪はチラついていました。



 夜、奈良世界遺産市民ネットワークの設立20周年記念祝賀会のご案内をいただき、参加しました。

 「世界遺産ネットワーク」は1996年結成準備、1997年11月「奈良の文化と自然と景観の世界遺産登録を実現し、保存継承を求める市民ネットワーク」の結成集会が行われました。

 97年の世界遺産シンポジウム、
 98年の古都奈良の景観を考える集い
 2000年 「高速道路から世界遺産・平城京を守る会」結成
 01年 「世界遺産平城宮跡を考える」シンポジウム

 この間もたくさんの取り組みがあります。
 
 近年では、奈良県がすすめる、平城宮跡の開発や、県営プール跡地へ高級ホテルを核とした「にぎわいづくり」と称する「大宮プロジェクト」事業の推進、奈良公園基本戦略に基づく、若草山モノレールの設置や景観を壊す「バスターミナル」、そして名勝地の公園の敷地に次々と高級ホテルの建設計画など、奈良公園の価値を台無しにしてしまう、「奈良壊し」に対し、学習会やシンポジウムを開いて開催や取り組みを呼びかけています。




 2015年に、奈良世界遺産市民ネットワーク」から「奈良歴史遺産市民ネットワーク」に名称変更。これからもさらに奈良の歴史・自然・文化・景観を守っていこうとの思いが伝わる記念祝賀会でした。