STONE MUSEUM

小雨がぱらつき、
ときおり雲の間から青空が顔をのぞかせる。



遠くに海を望み、風がぬける高台に
石と名づけられた美術館があります。

整備の行きとどいた、
ゆるやかなアンジュレーションを描くランドスケープに、
コールテン鋼のサビ色が映えます。

固く閉ざされたコールテン鋼の壁面には穴があけられ、
建物と景色のその間に石のオブジェが置かれています。

この時は残念ながら中に入ることはできませんでしたが、
内部は黒い鉄の一色。




真っ暗闇の世界で、
ガラス越しに差し込む太陽の光が移ろいます。

済州島　伊丹潤建築巡り 一覧

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