宮藤官九郎さんの、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』を見てきました。
当初は2月6日に公開予定だったそうですが、軽井沢スキーバスの事故を連想させる描写があるということで、しばらく公開延期になっていた作品。
高校生の大助は、修学旅行の事故で死んじゃうんです。それで目覚めた(?)先は、なんと地獄。どういうわけか(いや、どうもこうもアホな理由で)自殺と誤認され、地獄に落ちちゃったのだ。思いを寄せていた同級生のひろ美ちゃんとのキスもしてないのに!
で、さっそく地獄の責め苦。まず地獄農業高校に配属され、地獄米をせっせと作りました。一生懸命努力すれば、毎週金曜日にある閻魔テストに合格して、人間界へ転生できるかも!
と、必死にがんばるんだけど、いつも転生先は畜生界。つまり動物。なかなか人間に戻れないのですけど、方法がないわけじゃない。なんと地獄のロックフェスで優勝すれば、人間になれるのだ!
そこで地獄農業高校軽音部顧問の、キラーKとともに、エレキギターの練習に専念することになるのですが……
という、途方もなく、意味不明な物語でございます(笑)。
これがあなた、おもしろいんだ!
しかし、ただのコメディじゃございません。基本はいい話系。ホロッとさせるところもあり、さすがは宮藤官九郎。ツボの抑え方は完ぺき。
前回見た宮藤官九郎さんの映画は(監督はやってないけど)、たしか「謝罪の王さま」だったな。あれより笑いどころも、泣き所も多かった。
とくに柴犬が出てきたシーンには、その行動が、ノンちゃんとダブって、ぼくも彼女も大笑いでございました。いま思い出しても笑える。
えっ、柴犬のシーンってどんなだって?
それは見てのお楽しみってことで(笑)。
おもしろ泣ける映画をお探しのみなさまは、ぜひご覧くださいませ。
■Kindle版の出版情報です。
------------------------------------------------
Amazonの販売ページへ
≫ 召しませMoney!5 Yの誘拐
≫ 神宮寺珈琲店 其の弐
お気に召したら、感想をお聞かせください。
≫ 召しませMoney!5 Yの誘拐 感想ボード
≫ 神宮寺珈琲店シリーズ感想ボード
------------------------------------------------
よろしくお願いします。