2012年の桜コレクション オマケ | TERUのブログ

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つれづれに

きのうの番外に続いて、今日はオマケ?

はい。今日の写真は、大きくて重い一眼レフではなくて、コンパクトデジタルカメラで撮った写真を掲載します。

しかも、7年も前に発売された古い機種です。

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本日の主役はこちら↑

ペンタックスの「Optio S6」という機種です。2005年の発売ですから、デジカメとしてはかなり古い機種ですね。じつは、新しいカメラを買った人が(新しく買うカメラの相談を受けた)、もういらないと言うから、じゃあ、ぼくが使うよともらってきました。

ジャケットのポケットなどに、いつも忍ばせておけるメモ用のカメラが欲しいなーって思ってたところなんですよ。

古いとは言っても、600万画素もあるし(実用上は十分な画素数です)、イマドキの手ぶれ補正や顔認識こそないけど、メモ用のカメラとしては十分な性能ではないかと思うのです。

そこで、本当にちゃんと撮れるのか、テストも兼ねて今年の桜を撮影してみました。

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思った通り、いまでも十分に通用するようです。レンズを一番望遠にして撮ったら、バックも意外とボケましたね。

とはいえ、ここに掲載したのは、「撮ったそのまま」の写真ではありません。

このカメラは、基本オートで撮影するモードしかないのですが(細かい調整はできない)、撮影時に露出補正を使うと、明るさだけは手動で補正できます。

この写真も、撮影時に露出補正で+0.7ほど明るくしてみました。おかげでバックの空は、ほぼ問題なかったのですが、肝心の中心にある花の露出がややアンダーで、かつ彩度も足りなかった。せっかくきれいなピンク色に咲いた花の色が、灰色ぽくなってたんです。

ちなみに、白っぽいモノが灰色がかって写るのは、どのカメラにも起こることで、このカメラの欠陥ではありません。

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ほら、こんな感じ。この花はソメイヨシノのように淡い色じゃなくて、見た目(記憶色ですが)は、もっと濃いピンク色なんですよ。

そんなときは、レタッチソフトの登場です。

この写真の場合は、中心の花と枝の部分の彩度を上げて、露出も花のところだけ、少し明るくしてみました。それが最初の花の写真です。写真のレタッチに慣れた人なら、ほんの一手間です。料理でも、手間を惜しまず下ごしらえをすると味がよくなるってことがあるそうですが、写真も似てますね。

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お寺に行くと屋根が撮りたいわたし(笑)。

この写真もレタッチソフトで彩度を上げましたが、それ以外はほとんど手を加えていません。なかなかよく写ってますよね。撮影の時の露出補正は、さっきと同じ+0.7です。

あ、そうそう。ここに掲載した写真はすべて、ホワイトバランスを、オートではなく「日中」モードにしてあります。いわゆる「太陽」マークですね。

コンパクトカメラでは、ホワイトバランスの調整だけでも、写真の印象がグッとよくなることがあります。色が変だなあと感じたら、ホワイトバランスを、オートではなく、そのときの状況にあったモードに変えてみるといいかもしれませんよ。

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やっぱり屋根が好き(笑)。

この写真は、撮影時に露出補正で一段(+1.0)ほど明るくしましたが、それでも足りず、レタッチソフトで桜の花をさらに明るくして、全体の彩度も上げました。

ここに示したのはたった3枚なので、実例と言うにはほど遠いですが、7年前のカメラでも、レタッチソフトの力を借りれば、まだまだ現役で使えますね。メモ用カメラとして、活躍してくれそうですよ。

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写真撮ってる人、いっぱいいるねー♪

ノンさまのお写真は、一眼レフで撮らせていただきました(笑)。

さて、いかがでしたでしょうか。

これで、ほぼ一週間にわたってお送りしてきました、今年の桜コレクションを終わりにしたいと思います。