ブログネタ:夏って6月、7月、8月、いつからだと思う? 参加中
私は6月派!
代々木駅からほどなく、代々木VILLAGEのちょっと先の向かいにありました。
今回頂いたのは、◆鮎と鱧のコース 全10品 12,500円◆
まずはお通しで、
有明海の”おとふせ牡蠣” と ”生ビール”
うすはりグラスで頂くビールは、いつもより上品な飲み口に感じます。
炭酸もきめ細やかで美味しいです。
牡蠣は東北産、広島産含め食べる機会が多かったのですが、
有明のものは初めて。
大きくて、ねっとり濃厚な旨みに驚きました(O_O)
飲み込むのが勿体ないおいしさ。
前菜は、
・3年寝かせのからすみ(薄切り大根のせ)
・鱧の子の塩辛
・白バイ貝
からすみもなかなか食べる機会がないけど、
何より、鱧の子に驚きました。
鱧に子(卵)いるんだ?!(←当たりまえ・・汗)
粒粒してるというよりは、ねっとりとした柔らかめのツプツプ具合。
ちびちび食べつつ日本酒飲んだらエンドレスになりそうな感じでした。
白バイ貝も殻を外してみるとこの大きさ! すごい! 栄螺か?!と思う大きさでほろ苦さ含め美味しく頂きました。
ここで、飛露喜を注文。
ヒロキー!!
個人的にはメロンのようなフルーティな香りがする柔らかい飲み口のお酒に感じます。
なかなかお目にかかれないので、会えてうれしいよー( ´∀`*)
鱧の子の次は、
鱧のお刺身です。
こんな鱧刺し、初めて!!
600本もあるという、鱧の骨を1本1本 手で丁寧に抜いているからこそ味わえる一品です!
鱧刺しの横に添えられているのは、浮袋と肝と、煮凝りで固めた”高瀬特製”寄せ醤油に山葵、茗荷です。
お好みで、梅肉や寄せ醤油と一緒に頂くのですが、どれにもピッタリ。
鱧ってこんなに脂が乗っているんだ!と思うほど、旨みが感じられました。
そして、浮袋もお初。
くにゅとした歯触りで柔らかく、驚きの食感でした。
お次は、
鱧の湯引き です。
私の中の鱧のイメージはこれです!
こちらは、口の中でホロホロとほどけていく、淡く優しい味わい。
酢みそで頂くのもよし、先ほどの梅肉を取っておいて、そちらで頂くのもよし。
小鍋は席にてオープン♪
今が旬の、じゅんさい、蕨、みず と、鱧の組み合せ。
上品なお出汁の小鍋は泣きたくなるくらい優しい味で、しみじみ美味しかったです。
鮎の塩焼き
京都の由良川の6月に解禁になったばかりの獲れたて鮎です。
たで酢につけて頂きます。
鮎は小振りなので、頭からしっぽまで丸ごと頂けます。
獲れたて鮎の、身の甘さと腸のほろ苦さと、ちょっとピリっとするたで酢が絶妙なハーモニーを奏でます。
あまりの美味しさに日本酒も進み、今度は獺祭をお願いしました。
とっても涼しげな 冷し鉢 が登場しました。
中には、夏野菜に雲丹まで乗っていて、見た目も美しく、食べて美味しい宝石箱のような一品でした。
ご飯は、季節の土鍋ご飯
この日は群馬の銘柄豚 くちどけ加藤ポークに、
秋田の山椒の実、油揚げ、生姜の炊き込みご飯でした。
山椒の実がゴロゴロ入ってて、満腹のはずなのに、鼻孔を刺激され、
条件反射で食べたい欲求が高まります。
加藤ポーク、初めてでしたが、脂身が甘い!しつこくない!!
とってもおいしいご飯でした。
デザートはマンゴープリン。
びっくりだったのが、2層になってる上の層が、人参ジュースだったこと!
言われないと人参ジュースってわからないくらいなじんでいておいしかったです。
これまた意外な組合せの白玉との相性もバッチリでした!
和食っていいなー、季節を感じられるお料理っていいなーと、
しみじみ感じた夜でした。
高瀬 (懐石・会席料理 / 代々木駅、南新宿駅、北参道駅)
夜総合点★★★★☆ 4.3