40数年前の中学生時代にテレビで007の映画を初めて観ました。
子供ながら「こんな面白い映画があるのか」と興奮したことを覚えています。
それ以降007が大好きでいつも観てきました。
いつかあんなカッコいい大人になりたいとジェームズ・ボンドに憧れ、
かっこいい車に、美しい女性、鍛え上げた体に
ハイブランドの服を夢見て若い頃頑張っていました(笑)
お酒も真似して「ウォッカ・マティーニを。ステアせずシェイクして」
とセリフを真似して飲んでいたほどです。
そんな私が一番好きなボンドは6代目のダニエル・クレイグです。
彼の甘いマスクとダンディー紳士なところが大好きです。
映画のロケ地も世界中のエキゾチックな場所が多いです。
ダニエル版ボンド最後の映画になった007/ノー・タイム・トゥ・ダイは、
イタリア、ジャマイカ、キューバ、ノルウエーなどの
美しいロケ地が登場しました。
特にイタリアのマテーラは絶景で世界遺産にも登録されています。
全てが岩でできた灰色の街で
岩に掘られた美しい洞窟住居と、歴史的な建造物や石畳の小道が
タイムトラベルをしているかのような感覚にしてくれる不思議な街で、
こんな素敵な街にいつか絶対に行きたいと思いました。
それがなんと念願かなって11月にマテーラに旅することができました。
宿泊したホテルの部屋がダニエル・クレイグが3週間宿泊した部屋と
教えていただき、すごくびっくりしました。
部屋に足を踏み入れた瞬間、彼と同じ空間に入られる
幸せな気持ちでいっぱいになりました。
彼と同じベットやソファーに座り、お風呂から眺められる風景も
同じだと思うと心が興奮して感慨に満たされました。
まさに宝物のような経験でした。
このロケ地マテーラが永遠に心に残る思い出となりました。
この旅がもたらした宝物を胸に
これからも旅の冒険を続けていきたいと思います。
ハピネス