スタッフとともに「喜び」と「感動」を分かち合いたい 社長ブログ

8月に接骨部門の面談をしました。

その中で多くの人に言った言葉が

「今が一番大事」

「素直さと謙虚さを持って学んでください」

「人に関心を持ってください」の 3点です。

 

みんな相槌を打ちながら真剣に聞いてくれました。

本当に大切なことはとてもシンプルです。

 

シンプルだからこそ仕事に慣れ、余裕ができると

忘れてしまいます。

 

何事においても、始めたころの謙虚で真剣な気持ちを

持ち続けてほしいと思います。

 

私は、運の良いことに指導する立場にいます。

自分を振り返りながらアドバイスができ、

高齢になっても人を育てながら、自分も成長できています。

 

「初心忘るべからず」という世阿弥(室町時代に能を大成させた人)の

言葉があります。少し意味合いが違う初心なので考え方が面白いです。

 

世阿弥がいっている「初心」は「初心者」の初心のこと。

「なにかを始めたときの下手だった記憶や、

そのときに味わったくやしい気持ちや恥ずかしさ、

そこから今にいたるまでのたくさんの努力を忘れてはダメですよ」という意味です。

 

さらに世阿弥は、過去の未熟な状態だけを思うのではなく、

今の自分も「未熟」な状態であると自覚しなさいともいっています。

 

初心者の頃の未熟さを忘れず,若い頃から高齢に至るまで身 に付けたものを忘れず,

歳を重ねてもその歳にふさわしい初心を忘れず,

新しいことに挑戦し続けることが大切であると言っています。

 

「初心」とはいつまでも自分を磨き続けるための道しるべです。

何かを始めたときの新鮮な気持ちを思い出すことは、

自分を成長させるうえでとても大切です。

 

いつでも「初心者」のような気持ちで学び、吸収することができれば、

さらに人生が充実したものになるような気がします。

 

「初心忘るべからず」という言葉を胸に刻みたいですね。

ハピネス

 

 

 

 

梅雨明けして、本格的な夏が始まりました。

毎日猛暑が続き、食欲が落ちたり、寝にくかったり

体が疲れやすくなりますね。

 

自律神経も乱れますから、この時期は普段より頑張って、

しっかり栄養と睡眠をとってくださいね。

体調が悪いと人はヤル気が出ません。

 

今はオリンピックで、いっぱい感動してヤル気を

もらっているかもしれませんが・・

 

私のヤル気の源になったのは、父が人に騙されたこと、

超貧乏ではないけど、幼少期何も買ってもらえなかったことが、

バネになって頑張ろうと思いました。

 

しかし高校時代にサボったため、周りがみんな良い大学に行ったことに

劣等感を抱き、絶対にみんなに負けてられないと「この世界で1番になるぞー」と

心のスイッチが入りました。

 

ヤル気は心に深く感じるとでてきます。

私の場合は、すべて悔しい思いからです。

 

心のスイッチが入いると強い気持ちがぶれません。

継続できます。皆さんも心のスイッチを入れてほしいと思います。

 

東井義雄(とういよしお)氏(教育者) の著書

「自分育てるのは自分」から1編の詩を紹介したいと思います。

 

東井義雄

人間の目は ふしぎな目
見ようという心がなかったら
見ていても見えない

人間の耳は ふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞いていても 聞こえない

頭もそうだ
はじめからよい頭
わるい頭の
区別があるのではないようだ
「よし やるぞ!」と心のスイッチがはいると
頭も すばらしい はたらきを しはじめる
心のスイッチが
人間をつまらなくもするし
すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし
暗くもするように

 

ハピネス

首の手術をして四年半が経ちました。

初めの頃は、運動をすると、背中と腰が痛くなり、

なかなか激しいトレーニングとかできませんでした。

 

地道にコツコツと鍛えてきたおかげで、

体も年々調子が良くなってきました。

 

久しぶりにゴルフを再開しましたが、

あまりにボールが飛ばず、愕然としました。

 

70代の人に距離で負けてしまいました。

軽く振っているのに、なんでそんなに飛ぶのか?

 

体の負担なく飛ばしたいので、

基本からやりなおすことにしました。

 

60歳が近くなると練習量ができないので、

イメージトレーニングと素振りをすることにしました。

 

まずyoutubeで先生を探しました。

40年近くゴルフをやっているので、ほとんどのことは

理解できますが、自分ができているかどうかはわかりません。

 

自分ができているかどうかのチェックポイントを

とてもわかりやすく話し、例え上手な人に出会いました。

 

このyoutube先生に決めて、素振りを毎日継続したら

驚くほど距離も方向も安定するようになりました。

 

この先生に早く出会っていたら、

もっと格段にゴルフが上手くなっていたかもしれません。

 

この先生の教え方は、基本をわかりやすく丁寧に説明し、

何度も動画を見ながら基礎練習することです。

 

私で言えば 3点です。軸を動かさない、右足をしっかりターンをさせる、

力を入れない振り子スイング、これを意識して素振りをすることです。

 

この40年間でどんどん自己流になって少しづつ

基本から離れてしまったかもしれません。

 

私たちの仕事も基本が一番大切です。

解剖学と生理学をしっかり理解し、

 

毎日の手技練習で正しい姿勢や身体の使い方を確認し、

問診練習や医療人としてプロフェッショナルな態度を学ぶことです。

 

しっかりした基礎がなければ、応用や高度な技術を習得するのは困難になります。

長期的に安定した力をを出すには、やはり基本が大切です。

 

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンの名言に

一瞬でも基本を忘れたら、根本から崩れさってしまう。

スポーツにおける正しい技術、会社における倫理、

 

心構えといった基本を忘れたら、試合に勝てないし、

会社や学校で成績をあげることもできない。

 

基礎はつまらないものが多いですが、

やはり基本を極めた者こそが、業界のトップになるんですね。

ハピネス

 

 

 

 

 

先日、日帰りで京都に行ってきました。

癒しと安らぎを求めて、枯山水の庭で有名な龍安寺

と久しぶりに金閣寺に行ってきました。

 

私は、金色が好きなので、

時々ピカピカに輝いている建物が見たくなります。

凄いパワーをもらえる感じがします。

 

どちらも外国人の観光客で賑わっていて、

癒しどころではありませんでした。

 

特に金閣寺は、99%外国人です。

それも凄い人です。お祭りに行ったみたいな感じです。

日本人はチケット売り場の女性と売店のスタッフさんぐらいです。

 

日本人がいない不思議な空間を、

日本で味わえるのは多分金閣寺ぐらいでしょう。

 

そこで驚いたのは、豆やお茶を売っている70代のお姉さん、お兄さん達です。

みなさんコテコテの日本語英語で営業しています。

日本人がいないから当然ですが、「凄い度胸だなぁ」と感心しました。

 

お客さんに合わせてフランス語や

イタリア語、中国語、インドネシア語でも声かけしています。

とてもフレンドリーで、お客さんが喜ぶことに徹しています。

 

70代で外国語を勉強するのはとても大変です。

さらに実践英語はなおさらです。

何歳になっても変化に対応している姿に感動しました。

 

その中で、外国人が群がっていたのは、わさびピーナッツ屋さんです。

ものすごい繁盛していました。5、6個食べて皆さん購入していました。

試食の威力は、世界共通でした。

 

どんな美味しい物も体験しないと満足感や信頼感は得られません。

やはり直接体験してもらうことは、大事です。

外国観光客の行動から学ぶことがいっぱいありました。

 

世界で喜ばれる質の良いサービスを提供できるよう、

グローバルの視野を持って、業務に取り組んでいきたいなと

思いました。

ハピネス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新人スタッフの1ヶ月の研修も順調に進みました。

指導者が根気よく教え、新人が素直に聞き入れ、

 

毎日努力したあらわれだと思います。

特にマッサージの上達が素晴らしいと報告を受けています。

 

私の時代は「見て覚えろ」「やりながら学べ」と言われた時代でした。

それでは時間もかかり、正しく技術を習得できませんでした。

 

自分流になり効果も半減し、とても不安な思いをしました。

そんな経験からハピネスでは、隠すことなく1から丁寧に教育しています。

 

ただこの30年間で技術やノウハウを教える課題もたくさんありました。

1 「カン」といった無意識に行なっている動きがある

2 教える先生が知らぬ間に自己流になって教えている。

3 自分が教わったやり方で教える。

4 年々アップデートしているが全員に伝わっていない。

5 一番詳しい担当者が退職する。

 

技術はセンスとか感覚とかの要素も多いので、

言葉に置き換えることが非常に難しいです。

紙のマニュアルを作成してもなかなか理解されませんでした。

 

優しくマッサージする場合でも

一人一人身体の状態が違うので、どのように優しく推すのか

さするのか、指圧するのか、細かなニュアンスまでは、

なかなか伝えることができません。

 

大切なのは「技術の見える化」だと思います。

技術や知識はIT化することで、学ぶ人は理解しやすくなり、

教える人は伝えやすくなります。

 

特に動画マニュアルは、教える側の指導内容のバラつきが

改善されると思うので、どんどん取り入れていきたいと考えています。

 

日頃の業務管理なども動画マニュアルがあれば、何度も視聴できるので

理解しやすいと思います。

 

これから業務拡大していくので、新人社員がより技術を習得しやすい

環境を整備していこうと思います。

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