2月歌舞伎
久々の更新になりました
今月の歌舞伎座は
「猿若祭二月大歌舞伎」
御存じだと思いますが
中村勘九郎さんの二人のご子息
中村勘太郎さんと
中村長三郎さんの襲名披露
「門出二人桃太郎」
夜の部で見て来ました
会場内にはこのように
二人の写真とあいさつ文がありました
昨年までは中村七緒八(なおや)君として
舞台に時々立っておりました
(確か初舞台は病気明けの
勘三郎さんの「お祭り」)
名前が名前だけに(七も八もついてるし…)
このままこの名前(本名)で
歌舞伎をしていくのかな~なんて
思ってましたが
やはりちゃんとお父さんが
名乗っていた「勘太郎」の名前を
二男の哲之君は勘三郎さんが
亡くなった後に生まれたんでしたっけ?
でも勘三郎さんに顔は似てるとの
もっぱらの評判ですが
まだまだ3歳…
ちょうど30年前に勘太郎さんと
七之助さんがやはり
5歳と3歳の同じ年で襲名してますよね
勘太郎君は勘三郎さんが存命だったころ
一緒に並んで歌舞伎のDVDを
鑑賞してる写真があって
こんな年から既に歌舞伎が
好きなんだな~と感心してましたが
舞台でも(テレビ番組でも)お兄ちゃんらしく
堂々と自分の役をしてる姿が
30年前のお父さんとおじさん(七之助)さんより
しっかりしてる感がハンパなくて
(確か番組の中ではお稽古中にセリフ忘れた
お父さんに教えてましたよね)
これは大物になるかな~と
今から頼もしくもあり
期待大です
ちょうどイヤフォンガイドにも
4人の写真が飾られていたのでパチリ
七之助さんは幼いころから
女形になったら綺麗だろうなと
思ってたんですが(成駒屋の血筋もあるし)
この二人のどちらか
女形するんだろうかと思いつつ…
まさか30年前と同じ形で
「二人桃太郎」が見られるとは…
しかし犬が染五郎さんで
猿が松緑さんに雉が菊之助さんなんて
どんだけ豪華なんだ
若い人たちが新しい歌舞伎を
模索して作っていく現在
歌舞伎はこうして受け継がれていくんだな~と
感慨にふけってしまいました
因みに中村屋さんたちは
4月は赤坂歌舞伎で新作の歌舞伎を
行います
こちらも期待してます