ポサダ
『小さな本の大きな世界』という長田弘さんの書評集があります。
小さな本の大きな世界/クレヨンハウス
¥3,456
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なんて優しい文章を書かれる方なのだろうと思いながら拝読したのですが、その中に『セシのポサダの日』という絵本が登場していました。
クリスマスまであと九日―セシのポサダの日/冨山房
¥1,512
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子どもの頃に住んでいたメキシコの行事「ポサダ」を題材にしていることと、私の好きなマリー・ホール・エッツが絵を描いていることもあり、読んでみたのですが……
「私も、これ、やったことある!」
と思い出しました。
「ポサダ」という名前は記憶になかったのですが、ピニャータという人形を割ったことは覚えていました。
そこで写真を探してみたところ、ありました。
まるで悪者退治でもしているかのようですが……この人形を割って中のお菓子を取り出してみんなで食べるのです。
ポサダはクリスマス前の行事なのですが、特にクリスマスにちなんだ記憶はなく……幼稚園での楽しかった行事のひとつとして記憶しておりました。
私にとって祖国は日本ですが故郷というと出身地の長崎よりもむしろ幼少期を過ごしたメキシコのことが浮かびます。
とはいえ日本で過ごしてきた方のように幼稚園時代の思い出をまわりと共感しあうという体験はできないのですが、こうして絵本の中でメキシコの思い出を追体験できたことは、私にとっては幸せなことでした。これも読書療法だな、と感じます。
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「私も、これ、やったことある!」
と思い出しました。
「ポサダ」という名前は記憶になかったのですが、ピニャータという人形を割ったことは覚えていました。
そこで写真を探してみたところ、ありました。
まるで悪者退治でもしているかのようですが……この人形を割って中のお菓子を取り出してみんなで食べるのです。
ポサダはクリスマス前の行事なのですが、特にクリスマスにちなんだ記憶はなく……幼稚園での楽しかった行事のひとつとして記憶しておりました。
私にとって祖国は日本ですが故郷というと出身地の長崎よりもむしろ幼少期を過ごしたメキシコのことが浮かびます。
とはいえ日本で過ごしてきた方のように幼稚園時代の思い出をまわりと共感しあうという体験はできないのですが、こうして絵本の中でメキシコの思い出を追体験できたことは、私にとっては幸せなことでした。これも読書療法だな、と感じます。