【最新情報】


新刊翻訳書『虹色のコーラス』が発売になりました。

詳細は版元の西村書店さまのサイトをご覧ください。

新刊翻訳書『認知症を乗り越えて生きる』が発売になりました。

詳細は版元のクリエイツかもがわさまのサイトをご覧ください。

『認知症を乗り越えて生きる』の出版記念トークショー&サイン会を
6月24日(土)12時より渋谷の大盛堂書店さまで開催していただきます。
お申込はこちらのページで受け付けております。

新刊翻訳書『パーソンセンタードケアで考える認知症ケアの倫理―告知・財産・医療的ケア等への対応』が発売になりました。


日本読書療法学会のパンフレットをホームページからご覧いただけるようになりました。

こちらからパンフレットをご覧いただけます



本の選び方についてご質問をいただくことが多いので、選書の記事をまとめています。

シンクロニシティでの選書
芋づる式での選書
同質の原理での選書

うつ病とメンタルヘルス関連のお話をさせていただく際によくいただくご質問への回答をまとめました。

質問1:先生は本当に治ったんですか?
質問2:うつは心の風邪って本当ですか?
質問3:うつの人にがんばれって言っちゃだめなんですか?
質問4:うつの人とはどう関わったらいいですか?


全国コミュニティライフサポートセンター主催のパーソンセンタードケアワークショップの開催日程は以下の通りです。
詳細・お申込はリンク先からお願いします。
第36回:2017年6月17日(土)大阪
第37回:2017年8月26日(土)名古屋
認知症ケア専門士の単位が3単位取得いただけます。

 


読書によってうつから回復した経験を体系化して、
自らの学びと読書の普及のために日本読書療法学会を設立。
英語、スペイン語を活かして国際的に活動しています。


うつの体験を通して共感した認知症について
「認知症になってもいろいろなことがわかっている、
できることはたくさんある」ことを伝えるために
「パーソンセンタードケア」の普及に力を入れています。

YouTubeで「寺田真理子」を検索していただくと、
講演や対談の様子をご覧いただけます。

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2017-07-26 07:27:46

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑭

テーマ:読書療法

第29回 日本読書療法学会勉強会の講義録のつづきです。

 

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑤

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑥

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑦

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑧

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑨

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑩

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑪

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑫

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑬

 

 

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 ここからは、ブログと書くこと(297ページ)について見ていきます。元々本書もケイトさんのブログを基にしたものです。書くことについて一章丸ごと使っています。「ブログ、書くこと、それに詩も、認知症への非薬物的介入であると同様に前向きな心理社会的介入だと感じます」(298ページ)、「詩を書くことやブログ、自分のライフストーリーについて書くことが、認知症がある人の実に多くが経験する、うつ状態と無気力という『黒い犬』を近寄らせないための鍵だったと信じています」(301ページ)と述べています。

 

 読書療法は特に日本だと読むほうが中心になりますが、書くことの効果が大きいのだなと感じます。以前に紹介した『刑務所図書館の人びと』でも、囚人たちが書くことによって自分と向き合っていましたし、矯正教育と読書療法の会で少年院を扱った際にも、実際に出すわけではないけれども家族に宛てて手紙を書くなど、ロールレタリングや日記によって書くことに力を入れた指導をしていました。

 

 

 

 私自身もそうですが、何かあったときに、その時点ではどうして自分が気持ちを乱されたのかわからなかったのが、時間をおいて書いてみることでわかることがあるので、書くことの療法効果はあると思います。

 

 ケイトさんはブログやフェイスブックを頻繁に更新していますが、そうすることでコミュニケーションをとってもいるのです。本書にもあるように、いまでは電話に出る人もいないし、直接会って話をする時間もなかなか取れないし、ブログやフェイスブックでのコミュニケーションに救われている部分があるのかと思います。また、記憶の保持にも役立っています。認知症がある方でフェイスブックをされている方は多いのですが、画像があることで誰なのか認識しやすく、助かっているようです。

 

 こういうツールが進化していくことで認知症があってもだいぶ暮らしやすくなるのかもしれません。もちろん、いいことばかりではなく、フェイスブックを通じた詐欺もあります。認知症がある方を選んで友達申請をしてくるのです。忘れてしまった友人かもしれないと思ってリクエストを受けると、「奇跡の薬」を売りつけられるのです。

 

 

 

 

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2017-07-25 17:19:19

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑬

テーマ:読書療法

第29回 日本読書療法学会勉強会の講義録のつづきです。

 

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑤

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑥

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑦

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑧

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑨

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑩

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑪

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑫

 

 

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 次に挙げるのはウェイン・ダイアーの著作です。実は、ページ数の都合上、日本語版ではカットされてしまっているのですが、ケイトさんはウェイン・ダイアーの著作をかなり読み込んで、音声テープもよく聴いていたのです。

 

 ウェイン・ダイアーの著作は日本でもいくつか翻訳されていて、自己啓発的な要素がある作品です。ケイトさんは配偶者を自殺で亡くした後、ウェイン・ダイアーの著作によって物事の受け止め方を変え、生き方に意味を見つけることを学んだそうです。

 

 続いて『モリー先生との火曜日』(299ページ)が紹介されています。著者のミッチ・アルボムが学生時代の恩師モリー先生に会いに行きます。モリー先生はALSで死に向かいつつあるのですが、だからこそ生きることが色濃くもなっています。ミッチは仕事で行き詰まって人生に疲れていたのですが、モリー先生と会うことで生きる力を取り戻していきます。

 

 私も以前読んでかなり線を引いていて、いまでも本棚のいい位置に入っている本です。映画化もされていて、ある自己啓発著の著者は、つい惰性で生きてしまいそうになるのを「何のために生きているのか」と自分に再度問いかける意味で定期的にこの映画を見るようにしているそうです。

 

 

 人生の意味、哲学、人生への態度について扱ったものになりますね。

 

 

 

 

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2017-07-24 11:40:44

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑫

テーマ:読書療法

第29回 日本読書療法学会勉強会の講義録のつづきです。

 

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑤

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑥

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑦

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑧

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑨

第29回 日本読書療法学会勉強会講義録⑩

 

 

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次に登場する『脳はいかに治癒をもたらすか』(178ページ)は、かなり厚手の本で、脳の神経可塑性についてまとめたものです。脳はいったん損傷を受けるともう回復不可能と思われがちですが、実は可塑性があり、訓練をすることで機能を回復させることができます。こういうことは、知っているか知らないかで行動が大きく変わってくるのではないでしょうか。

 

 『信念の生物学』(284ページ)は未邦訳ですが、どのような思いを持つかで身体も変わってくることを説いています。日本でも村上和雄氏が遺伝子にスイッチが入ると人間はものすごい力を発揮することをよく説いておられますが、それに通じる印象を受けました。

 

 『認知症とともによく生きる』『認知症とともによりよく生きる』(296ページ)はいずれも未邦訳ですが、論文集に近いものです。

 

 読書療法には気持ちを整える部分と、具体的に役立つ知識と情報を得る部分とがありますが、これらの本は後者に該当するかと思います。また、精神的なものの力、つまりどういう思いを持つかでできることが変わってくるのを知る、ということがあると思います。

 

 

 

 

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