『パーラー江古田』流のテキーラの呑み方 | 日本テキーラ協会会長 林生馬 official blog

『パーラー江古田』流のテキーラの呑み方

日本テキーラ協会会長 林生馬 official blog パーラーという言葉はいい思い出ばかりです。子供の頃、タカノフルーツパーラーには甘くてゴージャスな果物がいっぱいのパフェがあって、ちょっと大人になると、銀座の資生堂パーラーには身の丈以上の美味くハイカラなカレーがありました。アメリカに渡ると街角には薬局を兼ねたアイスクリームパーラーがあって、アイスクリームのスクープと果物から専用ミキサーで作ってくれるミルクシェイクは濃厚でいつでも美味しかったです。


そして、今パーラーと言えば「パーラー江古田」。ここのパンは皮から美味しく、大げさに言えば、人間の良心の存在を再確認できるかのようなパンです。エスプレッソもサンドウィッチも、たまに作るトリッパも絶品です。こちらの原田店主がテキーラのドリンクを作りました。店主に快諾いただき、作り方を記させていただきます。ジャー1本分です。


テキーラカサドレスのブランコ2本に、ミラグロアガベネクター(375cc)を1本を併せます。そこに皮をギリギリまで剥いて2つ割りにしたライムを1キロ分、それにライム2個分の皮を漬け込みます。皮だけは1月後に取り出します。


呑んでみると、やさしい甘さにライムの香りが心地よく、最後にテキーラのフレーバーがやってきます。ライムとテキーラはやはり合いますね。甘さもアガベ由来なので全ての味が渾然一体となります。完成時のアルコール度数は30度前後と思われますが、思わずゴクゴク呑んでしまいました。でも悪酔いは皆無で、2時間後には綺麗に抜けました。さすがプレミアムテキーラベースです。ストレートでも、ロックでも、ソーダで割っても美味しいと思います。


この美味しいドリンク、名前がまだ無いそうです。開発者の原田さんのお名前から「浩次」にしようと言ってみたらひどく嫌がっていたので^^; 「ライムパーラー」はいかがでしょう?味のイメージには合っていると思います。

ソーダファウンテンを思わせるので、「テキーラファウンテン」もいいですね。