ヘラクレス・エクアトリアヌスの個体差異 (D. hercules ecuatorianus ) | 昆虫漂流記

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ヘラクレス・エクアトリアヌス
の個体差異

 Dynastes hercules ecuatorianus Form

( エクアトリアヌスヘラクレス )


ヘラクレス・エクアトリアヌスは、エクアドル、ボリビア、コロンビア、ブラジル、ペルーのアンデス山脈東部のアマゾン河支流の中、上流域にかけて分布している。亜種名ecuatorianus(エクアトリアヌス)は本亜種基本原型の分布地エクアドルに由来しています。


ヘラクレス・エクアトリアヌスは頭角先端が板状にならず、先端が尖り、手前に出現する突起も棒状で尖り、胸角突起は頭角の基部突起より基部よりに出現します。
鞘翅においては、黒紋が少ない個体が多く色彩も黄色味が目立つ個体が多いと思われます。
なお、生息地が隣接する亜種リッキーにおいての同定の際は頭角先端、胸角突起と頭角の基部突起の出現位置、鞘翅など総合的に判断される事をお薦めします。

それではヘラクレス・エクアトリアヌス各個体を

 

 

非常に見かける事が少ない、ブルーエクアトリアヌスの美形個体

(WILD)  2013 Ecuador

 

 

ブルーエクアトリアヌスではありませんが、

此方もなかなか出会えない黄色みの薄いエクアトリアヌス

(WILD) 2013 Ecuador

 


(WILD) 2006 Ecuador


(累代WF1) 2003 Ecuador

 

(WILD) July-2004 Ecuador

 

(WILD) 2002 Ecuador

 

(WILD) July-2004 Ecuador

 

(WILD) January-2003 Ecuador

 

(WILD) 2003 Ecuador

 

                                             

(WILD) July-2004 Ecuador

 

ヘラクレス・エクアトリアヌスの生息地




今回はヘラクレス・エクアトリアヌスですが他の亜種の記事の紹介です。

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ヘラクレス・オキシデンタリス
(WILD)個体差異の記事➡こちらをクリック


ヘラクレス・リッキー(WILD)個体差異の記事➡こちらをクリック

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 ヘラクレス・ヘラクレス(累代飼育個体)
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 ヘラクレス・セプテントリオナリス(累代飼育個体)

 ヘラクレス・トリニダーデンシス(累代飼育個体)


 

ブルーヘラクレスは リッキー亜種と エクアトリアヌス亜種(本記事)にありますよ。
リッキー亜種、エクアトリアヌス亜種、共にブルーヘラクレス(野外品)の出現率は1%とされています。