クロシジミ
兵庫県北部
2016年07月18日
今年、2度目のクロシジミで前回の(クロシジミ 兵庫県北部 2016-7-14)と同じ場所へ行きました。
今回は朝の7時に現地に到着して終わりは正午までの予定をたてていたのでクロシジミをゆっくり観察する時間はありました。
一番始めの林道のポイントにおいて辺りの木々を叩き出すと数頭の蝶が飛び出しましたがほとんどが6メートル以上の場所で撮影になりません。
いつもは目線の高さに数頭はいるのに、1頭もいません。
しかし目線を足元にやると、、翅を横倒しにしたクロシジミが足元をせわしく歩いている個体を見つけました。その状況を理解するのに時間は必要でありませんでした。以前テレビの自然番組でみたシーンそのものでありました。クロオオアリの巣で、幼虫・蛹と安心して過ごしたクロシジミであっても羽化して蝶になってしまえば、今度はアリにとっては敵でしかなく、速く巣から離れて翅を乾かさなければ、今度は蟻の餌となります。
今回は慌てて翅を乾かすために移動している丁度その場面でした。
時間もたった5分間だけの行動でした。
ただ今まで被写体が遠く撮影を諦めていたために撮影の準備は出来ていませんでした。慌てて撮影したため、帰宅してから確認したところ、少しがっかりしてしまいましたがこれも自然相手では仕方のない事です。
少し歩くことの後、頂上のポイントに到着し、正午まで過ごしましたが、前回の(クロシジミ 兵庫県北部 2016-7-14)と比べると個体数は激減していました。やはり連休の最終日では前日までに多くが採集されてしまったものと考えられます。
本日も暑い一日でした。
2016年07月18日 AM7:41撮影
2016年07月18日
AM7:44撮影終了