政治家の人たちは

よく発した言葉で失敗して、

辞任したりしますが、

責任の重いほどに

言葉というのは

重要になってきます。


私たちのように

責任の少ないものでも、

大人としての

責任はあるわけでして、

その意味で言葉は

重要だと思います。


頭の中にある状態と、

実際に言葉として形にするのは、

統一思想的に考えても

違いがあります。


たとえば家を作るのに、

頭の中でこんな形にしたいと思い描くのと、

実際に設計図にするのとでは

具体性が違ってきます。


神様も被造世界を作られるのに、

頭の中で描いておられた理想を、

「光あれ!」から始まり、

言葉として発して、

具体的に形にされました。


本などを読むときにも

眼で負う読み方と、

声に出すのとでは

やはり違います。


声に出すことで、

より頭に刻まれますし、

発した言葉は形を形成していきます。


コマーシャルではないですが、

「レジ袋要らないです」と

心で思っていても、伝わりませんし、

具体的に言葉にしてこそ

コミニュケーションが始まります。


頭の中で思っていることと、

言葉にする言葉が違っている人もいます。

そういう人を表裏があるといいますが、

霊界においては、

心の言葉が具体的に形になります。


ですから、私たちは

地上において、

心の言葉と

実際の言葉を

一致させる生活をしておかなくては、

霊界に行ったとき、

大変なことになります。