前にも書きましたが、

霊界では自分の心だけの世界ですので、

肉体を脱いだ後、

その心に見合った霊界に行くという話をしました。


では、天国はどのようなところでしょうか?


お金で話をいたしますが、

地上では何かを買ったり売ったりするのに、

必ずお金が必要になります。


でも、霊界の天国では

お金自身の価値はありません。


天国に住む人は

すべてが手に入りますので、

必要ないということです。


感覚が違うのです。


普通は何かをやってくれれば、

必ず見返りを求めるのが

通常かと思いますが、

為に生き、見返りを求めない人が

天国に行きます。


でも、天国で何かお世話になったとき、

お世話になった側の人は、

心に負債が残るので、

必ず何かをしてあげたくなります。


地上でもお世話になった人に

何かお礼をするのと同じです。


ただ、お世話した人は、

何も見返りを求めないということが違うだけです。


ですので、

そのときお世話をした人が、

何を願っているかを

察知して、

一番良い方法で、

その願いに答えるようになっているのです。


地上での生活でも、

何かを好意で行った場合、

すべてを忘れてしまうのです。


ですから

イエス様も

「愛を与えて忘れなさい」と、

話されたのです。


そのように生きれば、

神様が愛してくださるのです。


それが形として現れることもありますが、

それを願ってはいけないのです。


しかし、恵みを与えられた場合、

心からの感謝を忘れてはなりません。


文先生は

「父母の心情、僕の体」と言われましたが、

親の心ですべての人に接し、

謙遜になれということです。


そのように地上で生きる人は

霊界行けば、願わずとも

自然に高いところに

行くようになっています。


奪い合うのではなく、

与え合う生活をしましょう!