【私は大切な存在でいてはいけない】
いきなりのタイトルでびっくりしたかもしれません。
でも、このような思いでいる人って結構多いんです。
今回は、なんでこういう思いが生まれるのか?
もし、この思い込みに気づいたらどうすれば良いのか?についてお届けしますね。
▶︎ まず、どんな内容なのか?見て行くと・・。
「大切な存在でいてはいけない』という思い込み、常識を持ってる人は、
文字通り「私は大切な存在ではない」、
「自分には価値がない」という感覚を持ち、
自分に自信がなく、劣等感が強く、
つい、人と比較してしまいがち。
上司やリーダーなどの責任ある立場を任されると
緊張してしまい本来の力を発揮できません。
一方で、「自分には価値がない」という感覚に反抗し、
偉大で重要な人物として人から認められるために
過剰な努力をしたり、過剰な競争心を燃やして
勝ち負けにこだわり、自分が重要な人物であることを
証明しようと躍起になる人もいます。
こうなってしまうと、
周囲から見てどれほどの成功者であっても
本人のこころが満たされることはありません。
【こんな風に思っていませんか?】
・ 「自分には価値がない」と感じる
・ 自信がない
・ 劣等感が強い
・ すぐに、「自分はダメ」と落ち込む
・ 上司やリーダー等、責任ある立場を任されると
緊張して本来の力を発揮できない
・ 人前で緊張する
・ 失敗を過剰に恐れる
・ 人からの評価、人からどう思われるかが気になる
・ 人の意見に流される。言いたいことが言えない
・ すぐに、「自分はできない」と思ってしまう
・ 人から褒められも素直に受け取れない
・ 自分のことが好きになれない
・ 自分の為にお金を使えない
・ 反抗的には、プライドが異常に高い
・ 反抗的には、自分のすごさをアピールしたくなる
・ 反抗的には、自分を他人と比較して、
過剰に勝ち負けにこだわる
・ 人からの批判、叱責に対して過剰反応する
(不機嫌になる、落ち込む、攻撃で返す)
・ 「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない
以上のような症状があります。
では、
このような症状がでるのは、
原因があります。
それは
主に幼い頃にあった体験によって
思い込んでしまいます。
こうした思い込みを持つようになった経験を
「刷り込み場面」と言っています。
どんな場面があったのか?
具体的にみていきましょう。
【刷り込みの場面】
抑圧的で厳しい親から「お前はダメだ」
「お前には大したことはできない」
「子供は黙ってなさい」等と
言われ続けたり、
無視をされたり、
馬鹿にされたりすると、
子どもは「自分は大切な存在ではいけない」と
思い込む可能性があります。
現在でも、長男と他の子どもとの間に差をつけたり、
男の子を女の子よりも優遇する地方や家庭がありますが、
そのような場合にも、長男や男の子以外の子どもに
「自分は大切な存在ではいけない」が
刷り込まれることがあります。
・ いつも上から抑えつけられていて、自己主張が
許されなかった。親が話を聞いてくれなかった
・ 「お前はダメだ」「お前にできるわけがない」と
親から否定されてばかりいた
・ いつも怒られてばかりいた
・ 親から「(自分のことより、)もっと人のことを
考えろ」と言われてばかりいた
・ 何かができたときだけ褒めてもらえた
・ 自分以外の他の兄弟、姉妹ばかり可愛がられた
こうした場面が考えられます。
毎回、お伝えしていますが、
思い込み(ビリーフ)はご本人にとって程度の問題です。
ご本人がとても辛い、悩んでいて抜け出したいけど、
抜け出せないと感じていらっしゃる方はお気軽にご相談ください。
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