Webサイト、作り手と利用者の温度感 | 転勤族協会TKT48(転妻による転勤族の妻の会)/ワークスタイル・クリエイション 総合ブログ

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「転勤族ねっと」 転勤・旅行先を調べる>大分、更新しました☆
http://www.tenkinzoku.net/area/44.html


★「転勤族ねっと」作成秘話★

旅行の準備をする際にインターネット上で調べたHPの中から「使える」HPをブックマークしていたのを、HPにリンクを張っておけば後で探しやすいのでは?というところから始まったのが「転勤族ねっと」。

観光協会など色々な団体が地域のHPを作成しているけれど、その中から「情報量たっぷり、でもわかりやすい」HPだけリンクしています。

今回は、10月に福岡・大分に旅行に行くことになったので、観光名所や宿を調べるのに使ったHPをリンクしました。湯布院・別府への旅行を考えている方、ぜひ参考にしてみて下さい☆




ここまでは、利用者視点。
コンサル視点で書いてみると…

・WordPressなどCMSで作る時は、URLは必ず半角英数字を設定する。日本語が使われていると、利用者が別の場所にリンクを張ってくれた時などに文字化け(%が含まれた変なURL)することがある。

・全面にFlashを使ったWebサイトは見にくい。レスポンスが遅くて、途中で画面を閉じたくなる。

・おかみさんの写真だらけの旅館サイトは、好みが分かれるところ。

・必要な情報まで3クリック以内。

・ポータルサイトは、利用者にとって必要な情報を揃えておく。



旅館や地域団体の方が自力で作ったWebサイトは好感が持てるのですが、いかにもWeb制作業者が作ったWebサイトは、たまに「やりすぎでは?」と思うことがあります。

FlashやjQueryを駆使してリッチなUIを作るのは、技術者としては興味が持てるところですが…

本当に利用者の気持ちを考えているのか?
温泉好きな70歳の方が見てくれた時のことを考えているのか?



また、作る側から言えば、リッチなUIを作るのには、時間がかかります。

時間がかかるということは、技術者にその分のお金を払わなければなりません。技術者の人件費にお金がかかるということは、お客さん(旅館や地域団体)からお金をもらわなければいけません。

お客さんは、Web制作費を捻出しなくてはなりません。
それは、利用者(つまり私達)の宿泊費に上乗せされるのでしょう。



というところまで考えると、利用者としては「本当に必要な情報が【素早く】探せ、それなりに見やすい」Webサイトが有難いなぁと思います。

技術者としては「利用者に検索してもらいやすく、隅から隅まで見てもらえるような、構造が複雑になり過ぎていない」Webサイトがもっと増えるといいなぁと思います。

ついでに、「飛行機代をかけてまでも見に行く価値がある」「温泉・料理・施設サービスの割に宿泊費が手頃」と思わせることができれば、言う事なし!

(↑そう思わせるために、デザイナーもコーダーも頭を抱えながら【魅せ方】に苦労していたりするのですが…)