ミュージカル『テニスの王子様』 3rd Season 青学vs六角
福岡公演 2/5 13:00~ in キャナルシティ劇場
気づいたことと日替わりレポ&だらだら感想。
※公演内容ネタバレ注意!
☆客入り
前売り・当日引換券完売、当日券は抽選。通常当選枠17、補欠7で最終当選番号が24。
締め切り後にキャンセル待ちも受け付けていたが、おそらくキャナルシティ劇場は満席になったと思われる。
☆ロビーの混雑状況
物販売り切れなし。初日と同じくらいの混雑具合。
★開演前アナウンス
向日「いええええええい!また来たぜふくおかー!!ゆーしと跡部とみずたき?食べに行こうって言ってたけど、ふたりとも遅いなぁ。」
「ゆーしなんか、『岳人…明日楽しみにしとるからなぁ…』って言ってたし、」←声マネものすごく似てる
「跡部なんか、『水炊きも知らねぇのか?バーーカ』って大口叩いてたのに!」←あんまり似てない
「てかてか、みずたきって、水を炊いたらお湯になるだけじゃん?変なの!でも侑士がおいしいって言ってたし、これ食べて練習がんばるぞー!」
★忘れ難き戦い
S1の試合が終わり、跡部も手塚も上にジャージを着て出てくる…
初日からずっとこうなのだが、福岡で久々に氷帝公演のことを思い出して涙腺が緩みそうになった。
明るく楽しい六角公演だけど、終わりが近づいてきてセンチメンタルになっているのかも。
★六角中登場
▽ダビデ登場ダジャレ
天根「福岡タワーでふくをかったわー。」
黒羽「珍しくウケたじゃねーか。」
※別にウケてない
★試合前
菊丸、箸しか入っていない巾着袋を桃城に見せる。
桃城は乾を指さしていたが、いくら食べるものがなくても乾から食べ物貰うのはイヤだな…
▽大石のLINE画面
斎藤さんだぞ/東方が千石の写真を送ってきてこういう写真を撮りたいと相談するパターン(無理だって言ってるのは神尾かな?)
大石「ラッキー千石だ」
桃城「ラッキーといえば名犬ラッキー」
海堂「お前にラッキーの何がわかる」
▽本物の不二くんを見た葵
不二くんは蝶、剣太郎をウニのパターン
▽桃城が越前から奪ってきたデザート
エクレア食べてぇくれや。
バネさんが手についたチョコを舐めるシーン以外でも笑いが起きていたが、そちらの方を見てなくて何が起きたのかわからなかった。
注目していたのは東屋…今回壁っぽいものが一応あるので東屋ではなく屋根付きベンチとしておくが、その屋根付きベンチの横を3公演連続でずっと見ていた。
やっぱりあれが舞台に出てきた時から裏に待機しているのか、佐伯は袖から出てきた様子が一切なく、屋根付きベンチの横からサッと現れる…。
TDCの見切れ席からなら裏が見えるかなぁ?
★河村・桃城vs黒羽・天根
「俺のほっぺたビンタしろ!」で盛大に殴られてよろめいたバネさん。ベンチにいた首藤と目があい、一瞬見詰め合ったかと思うと首藤にもビンタされる。
試合終了後、佐伯が木更津に自分のジャージを渡していたが
木更津は受け取った瞬間自分の後ろに落とす。
落とされたジャージを指さして何やら文句を言う佐伯。
しばらく押し問答したあと木更津がジャージを拾い上げ、首藤に押し付けていた。
押し付けられた首藤は困惑して葵に渡そうとしたり木更津に返そうとしたりしていた…
六角は上下関係がないのでこういう雑用やる人が決まってないんだなぁ。
進んで世話焼きそうなのが佐伯くらいだし、佐伯が試合でいないと誰も何もしないのかもしれない。
★REMEMBER HYOTEI
ラケットを使って腕立て伏せするシーン、岳人は右手を地面から離し、ほぼ左手だけで腕立てしている。これもいつからやってるのかわからない…
終盤の、ステージ前方で横一列になるところ、左利きの岳人と右利きのジローのポーズが対になっていてかわいい。
★榊の部屋
忍足「なんかいろいろごめんな」
△詳しくは別記事にて。台詞部分をタップ
★幕間その2
客席との掛け合いはひねりがまったくないけど、その前の茶番劇みたいな部分は毎度ネタが違ってて面白い。福岡楽は首藤や木更津まで登場するという大サービス。
黒羽「ダビデ…俺のほっぺたビンタs」ぺちん
黒羽「ばっかお前はえーよ…てか鳴らせよ!」
天根「だってバネさんいつも痛いって言うから…」バチン!
今度こそ鳴らすダビデ。その後ろから首藤がサカサカ走ってやってきて、ダビデにビンタされる。
首藤「何すんだよ!?」
天根「だって今の流れ的に…」
今度は木更津が髪の毛をいじりながら走ってきた。
ダビデがビンタを喰らわせようとしたところ、見事にかわす木更津。
木更津「うわっ、びっくりした」
天根「!?」
殴られ済のバネさんと首藤が木更津の後ろに回り込み、二人がかりで木更津を羽交い絞めにする。
木更津「ええっ!?なに、なに!?」
ビンタしようと右手を上げて近づくダビデ。
木更津は腰を落として下に避け、ちょうど後ろにいた首藤の頬にビンタがヒット。そこから殴り合いのケンカに発展する。
黒羽「お前らいい加減にしろ!」
バネさんがどんっと右足で床を蹴ると、ピョコンっと跳ねる4人。
「「いぇーい!」」
ギャグが決まって両手ハイタッチして喜ぶ4人。
天根「あ!みんなそろそろ第二試合始まるよ!」
ダジャレコール…あれコールあったっけ!?忘れた
★氷帝ラプソディー
↑過去公演のDVD確認したら1stも2ndも最後に伸ばし棒ついてた...
「なぁ岳人…」「ん?」
宮城か福岡あたりから「ん?」に切なさを感じる。
樺地がジローの先に言うなよクロスチョップを避け、よろめいたジローが紗幕にぶつかりそうだったのでちょっとヒヤヒヤした。
跡部を探しに行くときにジローが滝の背中を押しながらダッシュしていたのはちょっとかわいかった。
「俺様と共に全国へついて来な!!」の部分で、忍足が原作の仕草を再現しているのを福岡楽で初めて目撃した。
少なくとも福岡初日ではやっていたらしく、宮城か福岡で追加したようだ。
★新曲
新テニにバレエ要素が逆輸入されたらどうしようと勝手に不安に思っていたが
まったくそんなことはなく、それとは別のテニミュ要素が逆輸入されていたので非常に安心した。
三浦くんはバレエを活かして美しい跡部様を演じているので、こんなキャスト寄りの演出にしないで欲しかったなぁ、とつくづく思う。
俺は神が創りし…でやっているような振り付けを『意外とショボイ』と感じた人は多いと思うが
あれはテニスでいえば素振りや壁打ちのようなものなので、人知れず練習に励んでいる様子をバレエで表現していると考えれば、シャワーシーンonlyよりは原作寄りに思える。
それにあの変な歌詞も関東大会で敗退した状況をバレエに置き換えているだけだと思えば納得できなくもない。
が、テニス部を引退したにもかかわらず新しい技を編み出そうとしているという、努力家な面が判明するエピソードなのに、素振りや壁打ちじゃあちょっと物足りない。
バレエでは基礎練習ほど大事なものはないが、それをしていることに意外性もないし、この場面で跡部がやろうとしていることとはかけ離れているように感じる。
越前や真田の活躍を気にしていて、雑誌に向かってタオルを投げるというメンタルの弱さがうかがい知れるところも大好きなので、歌詞にもそのあたりを盛り込んでほしかったなぁ。
ここまで何公演観たのかわからないけど、未だにこのシーンを氷帝狂詩曲だと認識できない。
もうこのまま公演が終わってしまいそう。片裾上げてる意味も未だにわからない。
ここは本当に賛否両論だったので、演出はすぐ変えられるかと思ったが、そんなこともなく…
かくいう私もアンケートにあのシーンをやめてほしいとは書けず、逆にいいことばかり書いてしまった。
なんだかんだ言って三浦宏規扮する跡部景吾が大好きなので、チームライブやドリームライブでは純粋にカッコイイと思える演出があるといいなぁ。三浦くんが鷹パーカー着ているところぜひ見たい
★不二・菊丸vs佐伯・樹
「ナイスじゃ、ないす。」ダジャレのツッコミでダビデだけでなく首藤も殴るバネさん。…を葵が殴っていた。暴力は良くないよね(?)
今日の六角バイオレンスだ~!
★海堂vs葵
葵がコードボールを失敗するシーン、表情の変化を見ていると胸を打たれる。
バンドは今日も海堂だけが『プレッシャー』のみ使用。
★エピローグ(乾汁)
首藤「はーー、乾、俺たち試合してたらどうなってたんだろうな」
乾「お前のデータは調べてある。お前の得意技はショートクロスのみだろう?」
首藤「ぷっ…!何がデータ調べてあるだよ!もう一つ、今朝思いついた必殺技があんだよ…!」
乾「何?」
首藤「特別に教えてあげる。まず、ボールを2つ持ち、トスを上げる!と見せかけて上げない!そして、もう1つ持ってた球を相手に投げつける!これで相手はパニックだ。」
乾「首藤……お前、大丈夫か?」
首藤「何がだ?」
乾「まぁいい。今ここでやってみろ。」
首藤「おう。まずボールを2つ持ち、トスを上げる!と見せかけて上げない!上げないんだ!そしてもう1つの玉を相手に投げつける!」
乾「ストレートの確率、100%」サッ
首藤「避けた!?くそ、もう一球!」
今度はソフトボールの投球みたいに下から投げようとする首藤。
乾「低いドライブ系のショット…角度じゅう……?17°ってトコかな」
首藤「また避けられた!くそーっもう一回!」
乾「残念だが…ボール3個分、届かない」
首藤「……!!」
乾「首藤、データは嘘をつかないよ」
首藤「乾…、なに言ってんだ?」
乾「首藤こそ何を言ってるんだ?」
首藤「まぁいいや、そんなことよりなんかドリンクねえか?のど乾いちまった…」
乾「ちょうどいいところにドリンクが…」
いつものように後ろ手でドリンクボトルを取り出す乾。
乾「発想力が上がるドリンクだ。」
首藤「なんでもいいぜ!」
飲んでみる首藤…「!!」
首藤「乾、もう一個思いついた!指をこうしてこの間にボールを…」←変化球投げる時みたいなピースサイン
首藤「げひゃぶーーっ!!!」
ひらめいた技を披露する前にでんぐり返ってはける。
乾「首藤聡……理屈じゃない。」
ルール違反であることを指摘するのかと思ったらまさかのデータテニス。
セルフパロディ大好きなのでめちゃくちゃ面白かったが、台詞噛み噛みだったのがざんねん!(言い馴れてないからだな~という微笑ましさは感じた)
それにしても乾特製汁、発想力上げたり記憶を消したり時間差でげひゃぶさせたり、きちんと効果が出てるのが恐い…!
★福岡千秋楽挨拶