ハング | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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ハング/誉田 哲也

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今回ご紹介するのは
「ハング」
誉田哲也著
徳間書店刊です★★★




迷宮入りした宝飾店オーナーの殺人事件を
再捜査することになった警視庁捜査一課特捜一係「堀田班」。
犯人を突き止め自供も得るが、
初公判でその自供は堀田班の刑事から
強要されたものだと言われ‥。




堀田班は全部で5人。
その内のひとりの津原が主人公です。
この宝飾店オーナーの殺人を自供した犯人が
何故突然公判で自供を覆したのかが最大の謎。
その謎は中盤以降解き明かされていきます。
面白くてページは進みましたけど、
背後関係が少し雑ではないかと思いました。
と、いうかあれぐらいのことでこう次から次へと
人が殺されていくものか?と、いうところに若干不満が
(とにかく人が大勢死にます)。
そして最後は何故か「消費税」に行き着きます。
余談ですが私、消費税増税には反対。
増税するなら所得税とか相続税が先だと思いますし、
消費税って結局大企業に有利になるような
システムなのねと、本書を読んで改めて思いました。
それはともかくこの「堀田班」の面々はすごく魅力的。
それぞれの個性はいいし、チームワークも抜群。
これだけいいメンバーを創り出したのだから
いっそシリーズものでいってほしかった。
と、不満ばかり書きましたが、
やっぱり誉田さんは安定感があるな。
なんだかんだ言っても面白かったです。



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   いつもありがとうございます♪



☆☆☆
 左手の小指を突き指してしまい、
 パソコンを打つのも少々ツライ(ーー;)
 皆さま、ケガにご注意を!