不幸になる生き方 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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不幸になる生き方 (集英社新書)/勝間 和代

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今回ご紹介するのは
「不幸になる生き方」
勝間和代著
集英社新書です☆☆☆



勝間さんの自信作だそうです!
(勝間さんのブログにそうありました)。

私が感じたのも、いい意味でも悪い意味でも
勝間さんらしい作品ではないかということ。

共感できる部分もできない部分もありますが、
勝間さんらしさが出ていて、
勝間さんの言いたいことはよくわかりました。

人間には「自責の人」と「他責の人」がいて、
「他責の人」は他人に責任を押し付けるので、
幸せになれない。

「自責の人」は「自立」すなわち自分でリスクを管理し、
リターンを得る立場を得ることができる。

私も「自立」は大きなテーマだと思います。
それは経済的にも精神的にもという意味です。

さて、このあたりは勝間さんに大賛成!なのですが、
私自身がなんとなく違うなと感じる部分は、
勝間さんの幸せのイメージです。

勝間さんは「ワークライフバランス」の推奨者としても
有名です。
私も「ワークライフバランス」はとても大事なことだと
思います。

しかし、どちらかに偏っている人生でも幸せな
こともあるのではないか?

例えば多少プライベートは犠牲にしても、
仕事に打ち込みたいと考えることや、
反対に家庭だけを懸命に守っていこうと思うことにしても、
それは本人の「幸せの定義」であって、
バランスがよければ幸せか?と考えると、
私はそれはちょっと違うのではないかと思うわけです。

このバランスは心の持ちようにもあって、
自分はすごく運がいい人間だと思う日もあれば、
自分はなんでこんなに不幸なんだと思う日もあります。

他人の悪口を言いたくなる日もあれば、私は何も悪くないと
思う日もあったり、いえ自分が全て悪いと思う日もあり‥

人間の心の中には「自責的」な部分と「他責的」な部分が
あって当たり前なのではないか。

そんなことを考えながら読みました。

そして、他人を引きずりおろしたり、ねたんだり
することはしたくありませんが、
それと同時に他人の幸せを喜んであげられる
人間になりたいと思っています。

これは私が経験上感じたことです。
これについてはいつか書けるときがきたら
書いてみたいと思います。






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