武士道セブンティーン | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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武士道セブンティーン/誉田 哲也

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今回ご紹介するのは
「武士道セブンティーン」
誉田哲也著
文藝春秋刊です☆☆☆



「シックスティーン」の続編。
タイトルどおり香織と早苗は17歳の高校2年生。

「シックスティーン」を読んだときも思ったのですが、
香織と早苗のキャラって「ジウ」の基子と美咲の
キャラだよなあと。

ちょっと突っ張った感じの性格と、おっとりとした
あまり怒りを露わにしないタイプ。

まさに「武士道シリーズ」の香織と早苗が
それぞれそのタイプ。

「ジウ」の基子と美咲のどちらにも、私はあまり
魅力を感じませんでした。
なんだか極端なキャラ作りだし、女性を二手に分けたら
こんなステレオタイプになりそうだと思ったり。

なので「シックスティーン」のときも、
ああ、あのパターンねという感じがしてました。

しかし今回のこの「セブンティーン」になって、
なんだかとっても香織も早苗も好きになって
しまいました。

ピュアさがよく出ているように思いました。
剣道に対するいい加減ではない気持ち。

そしてお互いのベタベタしていない友情も
心地よく読めました。

女子はなかなか友情を育むのは難しいのでは
ないかと思ってしまうので、
こういう心の友のような友人同士というのは、
小説の中とはいえ気持ちのよいものです。

「シックスティーン」より「セブンティーン」の方が
面白く読めたので、「エイティーン」に
益々期待は膨らみます!



いつもご覧いただきありがとうございます!(^^)!


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