ソウルケイジ | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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今回ご紹介するのは
「ソウルケイジ」
誉田哲也著
光文社文庫です☆☆☆



本書は私の前のブログで去年の12月18日にご紹介した「ストロベリーナイト」に続く第2弾です。

捜査一課・姫川玲子
警部補は男社会の警察組織の中で奮闘。
個性豊かな部下、一筋縄ではいかない同僚。
このシリーズの魅力は姫川玲子の、仕事にやり甲斐を感じながらも、男社会でもがく姿を描いているところがひとつ。

そして前作品の「ストロベリーナイト」では犯人が後半までわからず、その興味が私には大でしたが、今回のこの「ソウルケイジ」は犯人探しには力点が置かれてなく、事件関係者の「情」、詳しく書けば「父性」を描いています。

只、「ソウルケイジ」は後半はかなりストーリーが読めてしまうのが欠点と言えば言えなくもない。

でもこの「ソウルケイジ」はある種それも計算されて書かれた作品かも知れません。
また「ストロベリーナイト」とは別の楽しみ方がありました。



☆☆☆
未だに前のブログの方がアクセスが多いのですが‥???
☆☆☆