高齢者がなりたくない病気1位!認知症 | アロマ&ハーブクラフト~高齢者ケア認知症予防のためのアロマテラピー

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キャリア30年以上のアロマセラピストが『美容』、『子育て』、『健康』、『介護』について語りかける徒然ダイアリー。

皆さん

こんにちは


ある日、高齢者施設で80代の男性の足のアロマ
トリートメントをしていました


彼は物腰も柔らかで穏やかで、
とても礼儀正しい感じです。

昔は女性に人気があったんだろうな・・・と

思わせる素敵な紳士


毎回、昔やっていたお仕事のこと、故郷のこと、

会話を楽しんでいました。


ただ、記憶の面が直近お話しになると、
ちっとも覚えていなく、

御自分でも
『僕は認知症だから覚えていないんだよ』

と隠すわけでもなく、さらっとお話しされます

私たちがアロマの準備をしていると
最初に現れ、いすに座り御自分か靴下を脱いで
待ってくれます


香りを選んでいただくときは

いつも香りが匂わない、わからない・・とおっしゃいます。

これも認知症の方に多い症状です。


記憶の貯金箱、海馬に繋がる嗅神経と
関係があるからです。




 2年くらいトリートメントをやらせていただいていた
ある日、ぱたっと予約が途切れました


ご家族からの決定らしく中止になったことを
介護スタッフから告げられました


そのあともご本人は中止のことは知らず、
いらして

「今日はやらないの?」と怪訝そう・・・。


『今日は予約が一杯になってしまいましてね・・・
申しわけありません』と謝るしかありませんでした。



本当に対応に困りました。
そんな時にはとっても切ない思いで一杯になります。

 

それから1年ほどたったある日のこと、

廊下で大声を出してどなる声が聞こえていました


それはあの穏やかな上品な・・・紳士
でした

混乱状態で周りの介護スタッフに当たり散らしていました。

そんな感じの方ではなかったのに・・・。

 

認知症はこの様に人格を持変えてしまうのです

認知症の症状も全員がこの様になるわけではないのですが・・・



高齢者がなりたくない病気1位の理由
 

悲しく、切ない・・・ですね

 

又この続きは次回に。

 

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