ヴァイオリンの目指すところ | ヴァイオリンへの身体作り

ヴァイオリンの目指すところ

10月の、ヤマハ銀座店での指導者対象講座内容を考えています。
ブログ・Facebookでご質問を募集したところ、指導にご熱心なヴァイオリン教師の方々からたくさんのコメントをいただきました。


さすが、ご質問が究極です。
「突き動かされているような演奏をするにはどうしたらいい?」

「自ら歌わせる」、「音楽に没頭させる」、「集中力を養う」、「テクニックのこと忘れる」、

その他この類のご質問をたくさんいただきました。


恐らく、10月から始動する東京国際ヴァイオリン協会「ヴァイオリン検定」
、そしてどんどん高まっていくコンクールを見据えてのご質問と思われます。


このような「突き動かされる」レッスンも、実は桐朋学園の体育の授業にあるんです。
言葉が一人歩きしていますね。
「身体を何かに動かされているように弾くのだ」とか、「音楽だけ考える」とか、「ヴァイオリンを持っていることを忘れる」とか。

抽象的で、わかりにくいです。
言葉で伝えるには限界があります。

でも、これがどのような感覚なのかを体操を用いてお伝えすることができます。

それが、桐朋学園のメソッド、ナンバ術ヴァイオリン骨体操なのです。


ヴァイオリンのテクニックには全て体操があります。
まだまだ、ご質問受け付けています。
昨日は、2ページで完結するスピッカートの指導法をある指導者に伝授しておりました。

・よい聴き方ができて
・身体が作られていて
・弾く時にどこにも余計な力が入らなくて
・よい教材を用いて

いれば、どのような方でも飛躍的に上達します。
これにはアマチュアとプロの差はありません。

ヤマハ銀座店での講座は10月2日です。
指導者の方からのご質問、まだまだ承ります。