80年代&90年代 アイドルヒットステージ@亀戸・カメリアホール | KOTOBUKI PROJECT

80年代&90年代 アイドルヒットステージ@亀戸・カメリアホール

5月6日(火・祝)18:01~




自由が丘から大井町線→京浜東北線→総武線と旅して、亀戸へ。

久々の東京パフォーマンス・ドールです。

四半世紀ぶりというね。


出演:木原さとみ、川村知砂、八木田麻衣(以上、東京パフォーマンス・ドール)、武内由紀子(大阪パフォーマンス・ドール)、田中有紀美(Melody)、大西結花、岩男潤子(セイント・フォー)


まずはトークショー。

文化放送アナウンサー・斉藤一美氏とタレント・クリス松村、7人の出演者が懐かしくも今だから話せる逸話を公開。


木原「TPD、びっくりするぐらい仲が悪かったです(笑)」


これこれ、こういう話を聞きたかったんですよね(笑)

楽屋で弁当箱が飛び交っていたとか。

女子が大勢集まると、たいてい仲が悪くなりますね。

CoCoが仲が悪い、というのは知人のマネージャーから聞いていたし。

近年では、某ユニットも内部はドロドロだったとか。

アイドルユニットって「私が私が」という子が集まって出来ているので、こういうことになりがちです。

人間臭くていいと思いますね。


大西「風間三姉妹(浅香唯、中村由真)は今でも仲がいいです」


稀有な例もあります。

三人でのイベントの構想もあるらしい。


客席のオールドファンと絡みながらトークを展開していくのですが、紙テープの話が興味深い。

昔は、ファンがステージで歌っているアイドルに向けて紙テープを投げたものですが、いつの間にかなくなってしまいました。

私は、吉田真里子のコンサートで、紙テープが目に当たったのを目撃。

「こんな危ないことをなぜやるんだろう」と、個人的には思っていました。

カラフルで見た目にいい、というのはあるのかもしれませんが。

やはり、危険という認識が一般化して廃れたのでしょうね。


トークショーが1時間もあったのは、元アイドルの皆さんの体力の問題でしょう(笑)

いよいよダンス・サミット…いや、アイドルのヒットステージです。


[東京パフォーマンス・ドール&大阪パフォーマンス・ドール]

①ブギウギ・ダンシング・シューズ

②JUST LIKE MAGIC

③SO・YA・NA!

④キスは少年を浪費する


[岩男潤子]

①シャッターチャンスの連続

②てのひらの宇宙


[田中有紀美]

①世界中の微笑み集めてもかなわない

②運命'95

③青空をあげたい

④フレンズ・アゲイン


[木原さとみ&ゆきんこ]

①たからもの

②おっとベイビー

③キラキラうふふ


[大西結花]

①チャンスは一度だけ

②REMEMBER


1曲目の「ブギウギ・ダンシング・シューズ」で早くも涙ぐむ私。

あの頃、原宿ルイードに通いました。

観客十数人の時代でした。

その1か月後には客(ジャンキー)が増え、狭い箱が息苦しくなり…

チケットが ぴあの窓口販売に移行になると、即行で撤退。

その理由は、早朝から並ばないとチケットが取れないから。

苦労してまでアイドルを見る気はありません。

これ、AKB48でもほぼ同じ行動をとっています。

人間って変わらないものです。


そんなことより、木原さとみ ですね。

1985年9月、14歳の木原さとみ(知美)は、TBS系「長崎歌謡祭」でオリジナル曲「恋・症候群(シンドローム)」を歌っています。

堀ちえみ「潮風の少女」テイストのシンプルな胸キュンソング。

なぜオリジナルなのか、謎ですが…

木原さとみは典型的アイドルでした。

平尾昌晃ミュージックスクール福岡校、ジャパン・アーチスト音楽学院東京校と変遷、TPDに加入、デビューするわけですが、TPDは無表情でのダンス・パフォーマンスが肝で、アイドル的ではありませんでした。

それでも木原さとみが好きでした。

年齢を重ねた今でも、そのテイストは健在。

あの頃と変わらない 木原さとみのステップを見ただけでも満足です。

今後は、ピアニストの ゆきんこと組んで、童謡風楽曲を歌っていく予定だとか。

これ、チェックですかね。


OPDの武内由紀子。

こちらは平尾昌晃MS大阪校出身。

発表会で大阪校メンバーとやった「陽春(はる)のパッセージ」(田中陽子)は、伝説化しています。

昔はけっこう絡んだものですが…もう忘れているだろうな。

遠野舞子、高橋理華(モデル)とフラダンスのチームを組むらしい。


田中有紀美。

こんな天然キャラだったかな?


「歌います」

一呼吸おいて

「歌いますよ?」


歌えよ!!

と、ツッコム前に笑ってしまうという(笑)

Melody云々より、スターランド時代のディレクターと仲が良く、よく遊んだり呑んだりしたなあ、ということを思い出しますね。


大西結花

こんなに歌がうまかったとは。意外でした。

大西結花といえば、風間三姉妹の長女で、デビュー曲「アラベスク・ロマネスク」の衣装がキャバ嬢っぽい、という印象しかなかったので。


「マイクを置いたつもりはないので、機会があれば歌いたい」


この言葉が印象的でした。


岩男潤子

アイドルファン的な知名度はないものの、声優、アニメ歌手として活躍していて、最も成功している、と言えるでしょう。

きれいな声でよかった。

とはいえ、大人の事情でセイント・フォーの曲が歌えないとは。


全体的に面白く、懐かしく、いいイベントだったと思います。

が、客席がガラガラなのが寂しい。

さいとうさんは「島田奈美、浅香唯が出れば行くのに」とのこと。

人選をもう少し頑張ってほしいですね。

遠野舞子、松野有里巳(ribbon)は可能性あるかな。

河田純子希望、と書いておきます。


最後にクリス松村について。

アイドルの知識は素晴らしい。

が、出演者の話の腰を折ってばかりで、喋りすぎる。

本当にイラつく。

もっと落ち着いたトークができる人を呼んでほしい。