桜井幸子引退にみる盛者必衰の理 | KOTOBUKI PROJECT

桜井幸子引退にみる盛者必衰の理

 女優・桜井幸子が引退するようです。


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/wide_show/?1262003883


 朝の芸能ニュースでこの報を聞いた時は、気にもとめなかったのですが…

「この人、たしかサンミュージックでは?」

 と思い、確認するとたしかにサンミュージック所属(現在はオフィスニグンニイバ)。

 引退の理由はよくわかりませんが、時代の潮流を感じますね。

 1970年代から80年代にかけて、森田健作、桜田淳子、松田聖子、岡田有希子、早見優、田村英里子、酒井法子らを擁し、隆盛をきわめたサンミュージックが、今では見る影もありません。出て行くタレントが多く、わずかに安達祐実、ベッキーが気を吐く程度。その安達祐実も自社育成ではなく、移籍組。

 盛者必衰。

 ナベプロのパターンを10年遅れで踏襲しているのも興味深いです。

 個々の問題をまとめて論じるのは乱暴ですが、あえて言ってしまうと、社風に問題がありそうですね。

 タレントに甘いらしい。

 これは、業界の噂レベルの話ではなく、同社の元社員から直接聞いたので、間違いありません。

 酒井法子を解雇にはするが、あとあと面倒をみるという事例でもわかりますね。

 浜崎あゆみを売ることができなかったり、アイドル性抜群のKaNNa(高橋美代子)をアーティストっぽく売り出して失敗したりと、企画力もどうか、という感じ。

 やはり、何事にも流れがあり、流れを変えるのは難しいものだと思います。 

 と同時に、ある程度の厳しさも必要なんだろうな。


 現在、怒涛の勢いの某大人数ユニットも、必ず終わる時が来ます。

 時代の流れにはさからえないのです。


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