花は花でも、姥桜。 | 講談師 一龍斎貞寿オフィシャルブログ 「じゅじゅブログ」

花は花でも、姥桜。

東京に戻って参りました!
貞寿です!

今日は、師匠のお手伝い。
新宿のホテルで某表彰式がありまして。

私、振袖着用。
すみません、すみません、すみません。

わかってますよ、皆さんのツッコミたいところは。

まだ、振り袖着てるのか!
お前は、黒柳徹子か!

わかってるんです、はい。

普通、成人式くらいしか着ないよね。

私、成人式、ダブルです。
すみません、すみません、すみません。

きっとね、社員の皆さんも、
「そろそろ若いのにチェンジしてくれないかなー」
と思ってるに違いない。
すみません、すみません、すみません。

その分、着物はね、いい品ですよ。

用意していたとおり、
赤の振袖。



(鏡に写して撮っているので左右反転しています)

これ、いい色なんですよ。
ぶっちゃけ、品物も、お値段も、相当いいの。
むかーし、母が、私のために頑張って誂えてくれたものです。
そのおかげで、いまもこうして着ることが出来ます。
いやはや、ありがたいですね。

そろそろ、袖を切って着てしまおうかしら。

ああ、しかし、まだ年に一度、着るかもしれない。

そう思うと、袖が切れず。

こういうのは、きっかけがないとなかなか踏ん切れません。

真打昇進させていただけたら、切ろうかな。

そんでもって、披露目のときに着ようかな。

母が手づから縫ってくれた、数少ない着物のひとつ。

晴れの場に出してあげられて良かった♪

しかし、

振り袖女子なんて、
本来会場の花とならねばならないのに。

当年41才です。
姥桜で申し訳ないです…。