ロシアの芝居 | 続・日々コラム・・・

続・日々コラム・・・

Shen Teh n Shui Ta = hen na TeTSuShi・・・

某所で、(たぶん一般非公開の)お芝居を拝見する幸運に恵まれました。
  《ご招待ありがとう!・・・心の叫び》

ゴーゴリの「結婚」
ロシアの作家ですね。 喜劇です。

演じ手は、いわずと知れた一流のメンバー。もちろん高品質なのですけれども、公演の特殊性なのか、いろいろな工夫とアレンジの為された、作家・ゴーゴリを語る『観客にやさしい』2時間の(休憩つき)コメディでした。

目から鱗がひとつ。
ロシアの人が名前を呼ぶときって、あれって父姓まで加えてよぶのでしたっけ? とにかく長いですよね。
しかも、『ジョージ』や『クリスティーヌ』のような、なじみが無いから覚えにくいし、男か女かも分かりにくいわけです。

で、今回の役名は、おもいっきり日本語のパロディ・ロシア風。原作のロシア名を意訳したらしいです。おやじギャグ以下ってレベルですけど、実際に覚え易かったです。 たしかにロシアの名前だと、あの長いカタカナの羅列を覚える頃には、芝居終わっちゃいますものね。

それに、ロシア語の吹き替えの仕事は経験が無いのですけど、ロシア語って尺が長いですよね。
字幕を読み終えても、延々と話している《熱いエリツィン》とか、《クールなプーチン》のスピーチを思い出します。

今秋号の『せりふの時代』の対談で、鈴木裕美さんが「英語を日本語訳すると間延びする」っておっしゃってました。
じゃ、英語原作をロシア語で演ったらどうなっちゃうんですかねえ(笑)


そういえば、その鈴木裕美さん&小田島雄志さんも、今日の客席にいらっしゃいました