レナチーニョと代理人問題 | てっちゃんとコテッチャンのブログ

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サッカー、Jリーグ・川崎フロンターレ、マラソン、旅行、温泉、グルメなど、様々な日記を書き綴りたいと思います。

レナチーニョがブラジルに帰ってしまった。

多くの人が、ブログやmixiなどに様々な見解を書いている。

ということで、てっちゃん的な意見を書き残しておこうと思う。



先に結論を言っておこう。

私はレナチーニョを責める気はさらさらない。

来るべき日が来ただけ。

むしろ、気の毒な犠牲者だ。

契約上ではなく、実質的なレンタル移籍の満了期が到来したということだと思う。

ヘナがどんな心理状態なのかは不明だが、おそらく、下記に説明する魔術にかかっている状態だろう。



以下の見解は、私が調べた断片情報から推測したものであり、事実かどうかはわからない。それを踏まえてお読みいただければ幸いである。




レナチーニョはブラジルの名門サントスFCの有望選手で、将来が嘱望されていた選手だそうだ。ところが、ブラジルで問題視されている有名代理人のジョアン・フィゲル(日本ではコンスタンチン・テオが代行)の魔術にかかり、レンティタス(ウルグアイ)に移籍した。但し、一度もプレーせずに、スルーで川崎フロンターレにレンタルされた。


この川崎へのレンタルの時点で、レナチーニョが近い将来に欧州や中東クラブに売却される(移籍)ことが決定していたようなものだ。ACLにも出場する川崎は、Jリーグの中では選手のバリューを高める道具として適している。その川崎でレナチーニョに活躍をさせ、バリューを上げて転売するのだ。今回は、その日が来ただけなのだと思う。なお、売却によって代理人は巨額の利益を得る。




サッカー選手は欧州トップクラブでプレーするのが最大の目標であり、大きな夢だ。フィゲルはそうした選手心理を巧みに使って自身と代理人契約を結ばせる。「オレと契約すれば欧州でプレーさせてやる」という感じだろう。


日本人になじみ深く、フィゲルの仲介での最大の成功者は、みなさん御存じのフッキである。彼はヴィトーリアから川崎に来て、札幌や東京Vにレンタルされている時にブレイクした。最初からフィゲルを代理人にしていたかは知らないが、最終的には東京Vからレンティタスをスルー(移籍)してFCポルトに完全移籍した。


レンティタスを経由する理由は節税らしい。ウルグアイは移籍金に税金がかからないようだ。


FCポルトでフッキは一定の活躍をしてはいるが、暴行事件などで出場停止処分を受けるなど、問題児のままである。フィゲルは選手の教育はしないようだ。




話題をヘナに戻そう。


攻撃専門のレナチーニョにとって、4-3-3システムを採っていた川崎は都合のよいクラブであった。チーム戦績とは関係なく、自身は得点できて、FWとしてのバリューを高めることができたからだ。


しかし、W杯後、川崎のシステムが守備重視の4-4-2になり、2枚のFWにはディフェンスが要求されるようになってしまった。その結果、ジュニ復帰以降は、守備が弱いレナチーニョはベンチ要員となってしまったわけだが、これはフィゲルにとっては大事件であった。この状態を長期に続けることは、せっかく高まってきたレナチーニョの移籍バリューを暴落させかねないからである。


当然、レナチーニョにはこうささやいたに違いない、「ヘナよ、スタメンで出れないとバリューが落ちて欧州移籍がなくなるリスクがある」とね。


本人はビビるだろう。ジュニがいないシーズン前半は順風漫歩で、今季のJリ-グ終了後には欧州移籍を確信していただろうから、たまったものではないだろう。採り乱すのも無理はない。



以上が私の推測だ。フッキだって悪い奴じゃあない。

悪いのは悪徳移籍代理人たちなのだ。


最悪、ヘナはこのまま消えてしまうだろうが、そんなに悪く思わないでほしいと思う。ポニョのようにかわいいやんちゃな若者だ。




最後に、川崎のフロントについて。

ヘナの契約期限は2011年6月までとか。

フッキの時にフィゲルの移籍ビジネスを学習したようだね。がっぽり分け前をもらって、次の選手を探してきてもらおう。というか、もう決まってるのかな?9/24に向けて。。。




さあ、今夜はアルビ戦だ。

ヘナのことは忘れて、一致団結して、勝ち点3を持ち帰ろう。

わが家も午後の新幹線で参戦するぞ!




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