~八丈島 名所・旧跡ご紹介~「島酒の碑」 | 八丈島観光協会blog

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島酒とは焼酎(しょうちゅう)のことで、現在では八丈島の名産となっているが、その焼酎の由来に関係した碑で、足もとを沢山の甕(かめ)に囲まれて立っている。
八丈島に焼酎を伝えたのは、流人の丹宗庄右衛門であった。彼は、鹿児島県出水(いずみ)市阿久根出身。家は代々の回漕問屋で、薩摩藩(さつまはん)島津家の御用を勤め、名字帯刀を許されていた。幕末期の薩摩藩は財政が逼追し、その立て直しのため、密貿易を行い藩財政を潤していた。
幕府は早くからこれを察知し機を窺っていた。嘉永6(1853)年4月、庄右衛門は江戸へ回航したところを御用となり、唐物一件(密貿易)の罪で八丈島に流された。





島酒の碑

〒100-1401  東京都八丈島八丈町大賀郷
バス停[旧町役場]より徒歩1分(護神山内)