こんにちは、石川です。

今日は3月11日。

あの震災からもう6年が経つのですね。

未だに行方不明の方もいるというこの状況が、なんだか切ないです。

 

私たちの住む茨城県も大きな被害を受けました。

ですが、大切な人たちの命があった事に感謝しなくてはいけないと本当に思います。

あの日、私の両親はたまたま福島に行っていました。

そんな中あの地震がおき、停電している中ラジオから聞こえてきた声に

衝撃を受けたことを今でもはっきり覚えています。

「宮城県と福島県で何百体もの遺体が…」

携帯はつながらない状態。

テレビも見られないのでいったい何がどうなっているのかもわからない…。

正直覚悟しました、両親がいなくなるということを。

全く連絡がつかない状況から4時間。

母からの着信に涙が止まりませんでした。

幸いなことに、両親がいた場所は内陸だったため、津波がきたことすら

知らなかったといいます。

あの日から、お互いの安否確認の方法を決めたり、非常食を用意したりと。

日頃意識しなくてはいけなかったのに、できていなかった事にあらためて

気づかされた、そんな3.11。

もうあんな思いは二度と体験したくはないけれど、あの震災があったから

気づけたこともあったんだと今は思うようにしています。

 

大切な家族を失った方もたくさんいて、まだまだつらい思いをしている方も

いると思います。

心のどこかに少しでも明るい光がさしていることを祈るばかりです。

どうか、1日でも早く笑顔を取り戻せますように…