俺の心は荒れ狂い今にも焼け焦げてしまいそうだ。
今まで守ってきた俺にとっての大事な女
妹であり俺の女でもあるこの世で一番大事な存在をどこの馬の骨
もしくは華にたかる蠅にかっ攫われた
俺が大事に大事に守ってきた女を・・・・
無防備にきっと男を誘ったにきまってる。
俺がどれだけ強硬手段でそんな男どもを地べたに這わせたか知れないというのに
自分からそこへ飛び込んでいったというのか?
許せん!!!
燃え上がるような心の奥底で妬けついて強引に俺のものだと宣言したかった。
「セツカ・・・・お前自分から男のもとへ行ったのか?」
「確かにシャワーってお前が発したことではっきりわかった・・・お前は俺がいるというのに他の男にその俺だけの体を晒したんだろう?」
理性は砕け散りそこには苛立ちと絶え間ないほどにゆがんだ独占欲と欲情だけが空間に満ちた
「兄さん・・・怖いよ・・・なんで怒って?」
「決まってるだろう?俺の事を脅かす悪女にはお仕置きが必要だ!」
肌を覆う服の部分が少ないのだろうがそれは脱がせやすいと言える
服に手を掛けて勢いのままびりっと破き始めた
その音が響くと怯えた顔をするセツに嗜虐心が刺激された。
勢いよく破きその肌をあらわにすると男に愛されたという刻印があちこちに散っていた。
それは俺をさらに煽りたて挑発的でもある。
「怖いよ・…兄さん止めて・・・私には好きな人が・・・・」
「誰だそれは?言ってみろ!!」
「言えないよ・・・・でも止めて」
「こんなに刻印をつけられれば止めるなんて出来る筈が無い!!俺はお前だけを愛してるのにお前はその無垢な体を晒して憎らしい!!」
凶暴なほど狂ってしまった俺の嫉妬心は頂点へ達していた。
こんなもの俺がすべて書き換えてやる!!
胸を鷲掴みして先端を転がすとその体は赤く染まり俺にとっては完熟のもものようだった。
「いやぁあああああああああああーーーーーーーー怖いよ兄さん止めてーーーーーーーーー」
「やめられない・・・もうお前は絶対に俺から離さないから覚悟しろ!!」
所有印を上からきつく吸い上げると咽び泣く姿が色っぽい
そんな色気も開発されてしまったショックは俺をさらに掻きたてた。
つづく
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あとがき
次限定です。