刹那の想い パート31 | マリアのお部屋

マリアのお部屋

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お腹の子供もだいぶ落ち着いてゆったりとした時間を過ごす。

今のまま食いつぶしてても埒が明かない。

やっぱり人間働いて養えるほどの余裕を作らなければいけない

定期健診で安定期に入り仕事を探し始めていた

体は昔から太る体質でなかったために少し太ったように見える

その為決して妊娠などをしていると思えないような体系

でも妊娠してても絶対働くとこあるわよね

無理しなければ妊娠してても働いていけるわよね


求人誌にはさすがに北海道ともなると働く場所が少ない

人口も多い事も比例しそして都市の密集率も東京と比べればはるかに少ない

だけどここで再出発をすると決めた以上は一生懸命頑張らなければね!!

少し汗ばむ季節春から初夏にかけての季節でもさらりとした熱さは心地よくそして空気がきれいな事もあってこのお腹の子には良い環境だと言える

小さなマンションは東京と比べれば家賃がすごく少ない分大助かりだけど夜になると冷え込むのが難点

「はぁーやっと履歴書できた!!これで良いわよね」

履歴書の記載にはLME芸能事務所で働いていた事を書かずにだるま屋で働いていたと書いていた。

あっという間に私が女優をやっていた事を知られたくないための一念


足をつかせないため長かった髪をバッサリとあの尚と決別した時の髪に戻していた。

ただ髪色だけで京子と解ってしまわないため髪色を黄身がかった茶髪から栗色の茶髪へと変更をする

就職活動に出ていてもヒットする場所はなくなって日々を過ごす。

「おかしいなぁ・・・・なんでどこも雇ってくれないかな?やっぱりお腹傍目に見ても解かるのかな?」

必死に探して小さな農家の事務をお手伝いすることになった。

そこでは気の良いおじいさんとおばあさんが二人寄り添って農家をしている。

なんでも息子夫婦は東京に行ってしまったとのこと

そんな折もあり自分をその子供のように思ってくれていた。

そんな私もその温かい愛情が私を包んでくれるようでうれしくなっていた。

「晃おじいちゃん・・・・このお米のネット販売先ってここで良いわよね!」

「あぁ・・・ありがとうキョーコちゃん・・・すごく助かるよ何せ私達歳だから細かいパソコンの字が見えなくてねぇ!」

近年お米は売れ残る事が多い、だけどこのお米はカルガモ製法で無農薬のお米として通常より高値で取引される。

しかも営業も兼ねているので大変だ。

だがその無理がたたったのかくらっと眩暈がしていた。

目の前が黒くなりそれ以降意識を失った。

小さく叫び声を聞きながら意識が沈んでいく

「「キョーコちゃん!!!!!!」」


つづく


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きっちゃいました!!!!!!うふっ