ご近所飲み会と毒
今日は、
内川のカフェのご近所さんであるIさんUさんご夫妻とともに、
ご近所飲み会。
カフェで飲んだ後、
カフェから本日のシャルキュトリー盛りをテイクアウトして、
Iさん家で珍しいワインを楽しませていただいて。そんで、
歩いて帰ってこれるって、なんて贅沢なんでしょ。
…気づいたら日付変わってました。
こういうお付き合いが少しずつできている。
…というかお誘いいただけるのがほんとにありがたい。
実はIさんもUさんも、大学が同門ということもあり、
2世代は違うんだけど何か通じるものもあって、
楽しく刺激的なひとときでした。
みなさん、
何もないところからいろんなものをカタチにされてきたので、
ものづくりの矜持を感じさせる話や、
人間として生きる気概みたいな話が面白く。
今日、心に残ったのは、
「嫌いなものをつくる」ということ。
それは、自分自身のバロメーターでもある。
不必要に嫌いだという必要はないと思うけど、
「これは絶対にしない、したくない」という軸って
あるもんだと思う。
嫌いな場所、嫌いな本、嫌いな主張、
嫌いな映画、嫌いな有名人…。
それは、ただの批判対象ではなくて、
自分を決める大切な軸のひとつでもあるんだ。
私も、けっこうある。
あえて言わないけど。
…ひとつ言うとすれば、
「ディズニーランド」には一生行かないと決めてる。とか。
この他にも、行かないと決めている場所、
行くと必ず体調の悪くなる場所などがあるのです。
めんどくさいですね、私。
でも、嫌いなだけであって、
その存在を否定してるわけじゃない。
逆にその存在の大きさをちゃんと認めてるのだ。
まろやかで人格者で素晴らしき人々にも、
ちゃーんと毒がある。
いや、そういうのがないと絶対、
ものづくりなんてできないんだと思う。
そんなことを、ひしひしと感じながら、
心地よく酔いながら歩いてお家に帰る途中
見つけたお花は、
暗い夜道、青白い街灯に照らされて、
素朴でいじらしくて、ちょっと毒々しかった。
目に留まるというのは、そういうことだ。