偶像崇拝と自分の顔
【第10回itona編集会議にて】
さかのぼってますよ。
11月18日は、とある新プロジェクト始動のため、
日頃リスペクトしている女性たちに連絡をしまくる日でした。
写真は、1週間前のitona編集会議にて。
いつも進行&撮影係なので、自分の写真がないんだけど、
南砺のデキる女・直子さんが送ってくれたもの。
「かわいく撮れたから」って。
たしかに、楽しそうな顔で笑っている。
ありがとう、直子さん!
…それではたと思った。
私は偶像崇拝はしないので、
大好きな人や尊敬する人とすら、
ちゃんとした写真を撮っていない。
自分撮りの趣味もない。
実父が、ちびまる子ちゃんに出てくる
たまちゃんのお父さんみたいに記録魔なので、
小さい頃から自分の写真を見るのが大嫌いだったせいか、
自分の記録にも、とんと疎い。
でも、昔から、自分のぜんぜんかわいくない瞬間とか、
気を許している瞬間とかを切り取られまくっていると、
自分がどんなに汚く写っていても許せてしまう。
最近は、いろんな方々の前でお話することも増えてきて、
プロフィール写真をください!とか、
この写真使っていいですか?とか、聞かれることも多い。
そういう時は、面倒だからずっと前から同じやつを送ってるし、
提示された写真があればそれでOKって言ってしまう。
編集係を仰せつかることも多いから、
人のプロフィール写真もよく拝見するし、加工をすることも少なくない。
ときには「ここまでやると別人かなぁ…(汗)」なんて思いながら、
ご要望に応じて、お顔をいじることもある。
自分(の外見)を、
ちょっとよく見せたいと思っている方は多いだろうし、
私自身もそりゃよく見えた方が嬉しいとは思っているけれど、
いろんな方のお顔をいじっていると、
自分が嫌いだと思っているところを、
他の人もそう感じていることは少ないように思います。
「ここを直してほしい」というオーダーの多くが、
直さなくてもそんなに印象が変わらないのになぁと思うところばかり。
確かに変わるけど、そんなに変わらないよ!って言ってあげたい。
「自分が気にしているほどには、相手は気にしていない」
ということを実感します。
実際に会って、
「あれ?こんな人だっけ?」って拍子抜けされるより、
「実物のほうがステキ」って言われる方が嬉しい私としては、
そんなに悪くはないけれどちょっとダメな写真を、
流通(笑)させておきたいと思っております。
…せこい考えですね。
低い方へ低い方へ流れる人ですね。
だから、千載一遇の超かわいい写真を、
SNSのプロフィール写真に使っている方を見ると、
その度胸にひれ伏したくなります。
…あなた、正解です。
だって
「自分が気にしているほどには、相手は顔を見ていない」からこそ、
実際に会っていないときのイメージ戦略のほうが大事になってきますからね。
こういう方は、
自分を律して高みを目指せるタイプでしょうね。
…何の話してるかわからなくなってきました(笑)。
とにかく、
私はステキな女性たちとのご縁に恵まれていて、
ありがたいなぁと感じた1日でございました。