コンパクトなまちとは(その2) | 勝手に☆とやまの定住コンシェルジュのBlog

コンパクトなまちとは(その2)

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【尾鷲市役所】津波は逃げるが勝ち

おはようございます。
今日は、三重県尾鷲市(おわせし)の朝。

JR富山駅のチケット売り場で、ケータイの乗り換え案内を見せながら発券してもらったのですが、カウンターの若い駅員さんが、読めなかった「尾鷲」(笑)。

昨日の富山は、かなりゴンゴン雪が積もったみたいですが、
こちらは、マジでもうその100分の1でいいから富山に持って帰りたいような、〝光の国〟でございます。

●「コンパクトシティ」を機能で語る虚しさ

最初の写真は、尾鷲市役所。
「津波は逃げるが勝ち」というスローガンが、目に入ってきますね。

富山は雪が多いけど、実は住んでいる私たちにとっては想定されうる、冬の風物詩。

…少し違うかもしれないけど、尾鷲にとっては、津波もある意味、風物詩だと思った。
…もちろん、毎年やってくるものではないけど、必ずやってくるものだという意識があるかないかで、それが実際に起きたときの対処は全く違ってくるはず。

真国寺の永田円了住職が言われていた「リスクがないのがリスク」という話を思い出す。

いつも意識し、心構えをしているということが、すごい差を生むだろう、と。

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【さんまの丸干し】市内、いろんなところに吊るされてるのを見る

そして、雪がいろんな恩恵を私たちに与えてくれるように、
入り組んだ土地と海が与えてくれる恩恵も、リスクと一緒にあるということを感じました。

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【夢古道】古民家を移築させたレストラン兼物産館

…そう、自然と共生するということを、
人口2万人、平成の大合併もしなかった海のまちで感じました。

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【ディレクターズチェア】市役所の打合せスペースがアウトドアな雰囲気

木のまちでもある尾鷲。
いろんなところに木があります。

…ただあるだけじゃなくて、
一緒にあること、使うことを愉しんでいるのが分かる。

富山市は、「コンパクトシティ」だと言われて久しいけど、
尾鷲市も、そうとうの「コンパクトシティ」だと思った。
…いや、むしろ、尾鷲の方が本物じゃないか!?なんておもった(笑)。

それは、土地とともにあるから。

〝コンパクトなまち〟って、やっぱり、人のチカラと土地のチカラがあわさったものであって、クレヨンの色が多いことじゃないな~と思う。

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【注目スイーツ】九鬼水軍虎の巻

尾鷲には、12色のクレヨンの色は揃っていないけど、そのひとつひとつの色に力がある…そんな気がしました。→【舟橋村】コンパクトなまちとは

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【手作りメモ】ホテルにて。まじで、切ってつくってある(驚)!!

すっかり気に行った尾鷲。
またゆっくり来たいなぁ。


…さて、これから半日かけて、〝モノトーン〟の富山に帰ります。
今度は、高山線の飛騨経由で。

今日もステキな営みにたくさん出会えますように。