存在を伝える<影響力を伝える
【平野屋さんのアイス&コーヒーゼリー、300円】
こんにちは。
雨がザーザー降ってる富山市内です。
写真は、先日、東京スタッフを連れて行った、アイスの平野屋さん。
ふだんは、甘いものをほとんど食べないのですが、食べてしまうと、無性に中毒性が増します(笑)。
ああ。毎日アイスが食べたい。
同じアイスでも、最中になったり、ソフトになったり、ゼリーにかけたり、
その日の気分でテイストが変えられるところが、長く愛される秘訣なのかもな~と。
●ますます大事な、情報のテイスト
さて、今日は、自宅でゆっくりしながらも、昨日大量購入した雑誌たちを熟読。
内容を読む…というよりも、構成やテイスト、全体から醸される雰囲気を見ておるのでございます。
…何のためか?というと、
とあるアイテム(商品&活動、ひと・もの・こと)の紹介をするための参考に、です。
私に与えられている宿題は、そのアイテムを、いかに魅力的に紹介するかということですが、ただ紹介すればよいのではなく、「テイスト」が問題なのです。
まったく違う2種類のテイストでつくられた紹介を、プレゼンします。
…同じ材料でも、テイストを変えることで、全然違うものが出来上がりますよね?
【砺波市の異国の丘・ラモヴェールにて】里いものグラタン
たとえば、今、旬の里いも。
そのまま煮っころがすのもいいけど、↑の写真のように、チーズをかけて焼くと洋風になる。
その日の気分で、違う調理法で楽しめるってステキですよね。
…もとい、雑誌の話。
富山県は昔、婦人向けの雑誌の種類が日本一あったそうですが、
雑誌を見ると「テイスト」の大切さがわかりますよね。
同じ「旅」を取り上げるにしても、
ゴージャス気分を味わう海外旅行もあれば、しんみりまち歩きを楽しむ温泉旅行もある。レトロで老舗な宿を探訪するものもあれば、B級C級グルメをこ汚い食堂で味わうというものもある。
何が紹介されているかも大切だけど、それがどう紹介されているか、どんな人に向けてどんな雰囲気を大切に紹介されているかは、もっと大事ですよね。
…たまごが先か、にわとりが先か的な話ですが、
これだけ情報技術が進むと、
存在するということを伝える情報よりも、
その存在が、自分にどんな影響を与えてくれるかという情報のほうが、価値がある。
だから、どう伝えるかということが、
そのまま、情報そのものの価値になる気がしています。
さて。
今回は、これから何百、何千というアイテムを紹介するための第一歩。
時間はいつもびっくりするほど限られているけれど、
「テイストが変われば、伝えたい本質も変わる」という覚悟で、
全身全霊をかけて取り組みたいと思っています。
井上ひさしさんのあの言葉を胸に。
さて。お昼にしよう。