手間のかかるもの、そこにしかないもの | 勝手に☆とやまの定住コンシェルジュのBlog

手間のかかるもの、そこにしかないもの

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【さくら飴本舗 島川あめ店】

こんにちは。

今日の富山は、久しぶりのお天気。
でも、風が強いです。

写真は、昨日お邪魔した「島川あめ店」さん。
「まちの駅」やっていただいてます。いつもありがとうございます。

濃い紫の「オダマキ」がきれいです。

「あれ~?これ何て名前だっけ?ここまで出かかっとるんやけど」…と、
お店にいるみなさんで、頭をひねってようやく出てきた名前、オダマキ。

どこかでお会いしたことのある方のような名前ですね。

●手間のかかること

昨日は遅くまで、Macにかじりついて作業をしておりました。
実は、「会社概要」なるものをつくっております。今日が入稿〆切。

構成を考え、事業のポイントを絞り、古い資料をひも解き、
写真を撮り、明確で魅力的な説明をつくり、効果的なレイアウトをし、
何度も打合せをし…と。

すごく手間もかかるし、
時には殺伐とした雰囲気にもなることがあるんだけど、
少しずつカタチになっていくプロセスの中で、
関わった人たちが何かに気づいたり、やる気になったりするのを感じると、
とっても嬉しいんですね。

今までも、コンセプトからカタチにするところまで一貫してやることが多かったので、こういうふうなプロセスで、何かをつくるのが好きなんですね、私。

●そこにしかないものを

会社や組織のパンフレットで大切だな~と思うのは、
「そこじゃないと撮れない写真」をつかうことじゃないかと思います。

今は、素材写真やイメージも、フリーでも有料でもたくさんあって、
だれでも〝それなり〟のものをつくれる…まさにこれがグローバルなことだと思います。世界がどんどん均質にフラットになっていくんですね。

デジタルデータでデザインする時代、
コピペで結構なことができちゃうんです。

…でも、その場所、その人、その組織にしかなくて、
そこでしかできないことというのは、この世に無数にあるんですよね。

たとえば、島川さんの飴のパッケージ。
いっこいっこ手書きだなんて、
ほんとうにかなわないと思う。

なぜか?

本質が表現されているから力強くて、
それでしか表現できないから息が長い。

心地よくて人当たりのいいデザインよりも、
クセはあるけど思いの伝わるデザインの方が、私には、はるかに魅力的だ。

同じように、
クセのないオシャレなパンフレットは、確かにステキだけど、
上滑りして、ガッツリ心が捕めないんじゃないかと思う。

…そんなことを考えながら、最後の追い込み中。

ささ。仕事しよ。