語り部バス | non♪ の ハンドメイド日記

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タイトルに偽りあり!
ハンドメイドはとんとご無沙汰でございます(汗)

南三陸ホテル観洋 が運行している語り部バス


被災を忘れないため、風化させないために

ご自身も被災されたホテルのスタッフさんが当時の様子を伝えながら、
南三陸を見学する約1時間のコースです。

今朝、参加させていただきました。



海がよく見える、
一面草の生い茂った原っぱ、
震災前にはたくさんの家が建ち並び、
海はまったく見えなかったとか。

今は、基礎の跡だけが残っています。
あちらにも、こちらにも…

川の中に取り残された橋桁だけが、
そこに橋がかかっていたことをしのばせます。


あそこには駅がありました、
そこには病院が、
ここには小学校がありました…

今の原っぱは、何も伝えてはくれません。







防災対策庁舎の両側には、
役場の建物があったそうです。



仮設住宅への入居によってバラバラになった地域のコミュニティ、
家屋は被災を免れたものの、
周りの家が流されてしまったため孤立ししまった家。

震災当日、ホテルに避難された方々と
それを支えるスタッフの方々の様子。

震災で離ればなれになったご家族と、
後日無事再会を果たしたスタッフの方。

震災前々日の職員会議で避難場所が変更になり、
前日新たな避難場所への避難訓練、
当日全員無事に避難できた小学校。

そして、津波てんでんこ。




まずは知っていただきたい、
そしてそのことを伝えていただきたい。

忘れないこと、風化させないことが
復興支援につながるのです…



「語り部」となったスタッフさんの言葉です。






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