大人数 カレー 作り方 キャンプ | キャンプ協会なにしてる

キャンプ協会なにしてる

東京都キャンプ協会の理事の一人が勝手に書いているブログです。キャンプのためになる可能性があります。

というキーワード検索が多いようです。

なのでさらにおさらいです。

①大人数の場合、もっとも気を使うべきなのは
 「少人数カレーとは別物」だという認識です。

②次に気を使うべきなのは
 「衛生面」です。
 大量に作ったり保管したり、大人数がかかわると
 衛生面がおろそかになります。
 私が消毒しても、誰かが消毒していなければダメなんです。

③そして、その次に
  「時間がかかることを覚悟する」です。
  準備製作片付けに、やたら時間がかかります。
  家庭サイズで考えてはいけません。
  ・場所
  ・人数
  ・器具什器の数や大きさ
  ・火力
  などを良く考えてください。
  時間を短縮させることもできます。
  ・野菜を小さく切る
  ・前日から仕込んで、じゃがいもをチンしまくる
  ・水から煮込まないで住むように、お湯を用意しておく
  などです。

④完成は「おいしいとおもうもの」を目指してください。
  こんなもんかな? くらいじゃあ、うまいわけないです。
  誰かが「うまい!」といえば、その瞬間からうまくなるのです。
  せめて担当者は、自分がうまいとおもうものを作ってください。
  「不慣れなんでおいしいかわかりませんけど・・・」とか
  くっだらない意味のない自己弁護をしないで済むように
  せめて自分がうまいと思うものをつくるのが
  料理というものです。

  食育を意識することもあるでしょうけれど
  食育の基本は「うまい」です。
  うまくないものを食べさせて感謝もなにもうまれないです。
  体にいいものだからってうまくもない味付けで食うなら
  食べる側にしたらサプリメントでもいいじゃんか、っていうことに。

  大人数カレーは何でばたばたになるかというと、
  時間の見積もりが甘い
  グループまた厨房の動線が合理的でない
  誰かがやってくれるという責任分散意識
  などが原因です。

  また困ることとしては
  「間違えているのに主張が強い意見」です。
  よく居ますね。そうじゃないほうがいいのに
「ほんとうはこうやらなくっちゃいけないのよ!」とか
「そんなこともしらないの?あたしやろうか!」とか
余計なおせっかいな人。

こういう人は、団体長やリーダーがどうにかしてあげてください。

では
今日は福島いくんで
これで!