リアライン
骨盤の対称化や胸郭の拡張に頻繁に使う「リアライン・コア」
右骨盤前傾
左骨盤後傾
胸椎伸展制限…
体幹のマルアライメントを一つ一つ改善することは大変です。リアライン・コアなら短時間で改善することができます。
よく扱う柔道の選手では上肢を挙上しての後屈できれいなCカーブを描かず(く)の字になってしまうことがあります。
競技特性から円背が多く特に担ぎ技をよく使う選手に見受けられます。そして腰の痛みを訴えます。
アライメントが問題による可動域制限…
体幹の前屈・後屈だけでも本人は真っ直ぐ曲げ伸ばししているつもりでも捻れの入った動きになっていることも…
リアライン・コアを行うことで可動域は拡大します。
選手も歪みがどうのというより動きやすくなると感じるようです。
柔道で腰の痛みがある選手で股関節の柔軟性はあるが胸椎の伸展が硬いということを以前から感じてました。
数年前に体幹の後屈には胸郭…特に下部胸郭が関与することを知ってアライメントの大切さを痛感しました。
柔道では体の前で抱えるような動きが多いため円背にはなりやすいと思われます。
長く競技を続けてることで出来上がる姿勢です。それで力を発揮しているとも考えられます。
しかし痛みがあれば何か問題があるので考えなければなりません。
そこでリアライン・コアをよく使います。
実際にリアライン・コアを行うと前後屈が変わります。
仙腸関節由来の痛みは装着するだけで軽減することもあります。
まずはアライメントを整える。変化がなければ次のアプローチへと治療も明確になります。
以前多くの柔道整復師に知ってほしいと思い…日整の広報誌に掲載してもらいました。
治療にもコンディショニングの一環としても使える大切なデバイスです。