私は個人練習・基礎練習に、教本を使うことをお勧めします。
教本を使う目的は、ただ一つ「上手になること」です。
上手になるためには、プロの練習方法を真似ればいいのです。
教本は、トロンボーンの偉大な先人達が蓄積した演奏ノウハウを体系化してあります。
このノウハウは活かすべきですが、著者によるフィルターがかかるので、どの教本を選ぶかは重要です。
有名なトロンボーンの教本は2つあります。
1つは総合教本の「アーバン」です。トロンボーン版は英語のみで日本語訳はありません。
アーバンは基礎から応用まで網羅されており、すべてのページができれば、かなりの演奏技術が習得できます。
難易度の高い練習曲もあり、できるようになるまで、私は一生かかりそうです(汗)。
アーバンはページ数が多く、261ページもあります。これがメリットでもあり、デメリットでもあります。
アーバンを持っていれば、必要な演奏技術すべて対応できるという利点がある半面、量が多すぎて何をやるか迷うのが難点です。
どれを練習するか重要になるので、初心者にお勧めしません。
トロンボーン歴3年目位から使用することをお勧めします。
私はアーバンを使っていますが、ファースト・スタディ中心なので、しっかりやろうと、気持ちを新た取組んでいます。
アーバンは大手書店や大手楽器店しかありませんから、探す手間を考えたらネットで注文した方が短時間で済みます。
また、アーバンは分厚く重いです。アマゾンですと送料無料で、配達してもらえるから楽です。
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アーバン:トロンボーン及びバリトンのための教本 カール・フィッシャー社
4,725円
みなさんは、アーバンの日本語訳出版を欲しくないですか?
賛同コメントが100集まったら、版元に嘆願書を出そうと思うのですが、どうでしょう。
もう1つの教本は次回紹介しますね。