この夏室内楽の機会に恵まれて、

大学のOB会でバッハのブランデンブルク6番と、

ヴラニッツキー作曲のヴィオラ5重奏Cassatio(嬉遊曲)を演奏させて頂きました。

 

ブランデンブルク6番はヴァイオリンが入らずヴィオラが主役の作品。

ソロヴィオラ2パートで私と梯孝則さん、

ヴィオラダ・ガンバ2パートをヴィオラで代用、

後輩達がしっかりと受け持ってくれました。

チェロを奈切敏雄さん、

 

梯さんと奈切さんは大先輩で梯さんはN響OB、

奈切さんは日本フィルOBで東京ベートーヴェンクァルテットのメンバー、お二人とも現役でご活躍の音楽家です。

チェンバロは入らずでしたが、とても素敵で贅沢なアンサンブルでした。

 



梯さんとのDuoパートのやり取りは

いつもながら会話している様で、

ここぞと言う所で出てくる梯さんの音楽はやんちゃ坊主みたいでとても楽しい演奏でした。

バッハは幸せの音楽だと実感します。

 

ヴラニッツキーという作曲家もヴィオラ5重奏(オリジナル)も初めてでしたが、

ヴィオラの様々な表現を上手く生かしたアンサンブルの楽しい曲でした。

 



 

また、ブラームスのピアノクァルテットを一昨年から1番2番とやらせて頂き、

今年は3番。

リハーサルをやる毎に相談しながら緻密に音楽を作り上げながらのアンサンブルが楽しく、

毎回発見と学びがあります。

 

3番は師匠のシューマンが自殺した頃で1番より前に書かれた作品ですが、気に入らず、

後年に書き直した為に3番になっています。

若さと情熱とロマン、才能に溢れていて、

至る所にブラームスの好きな和声進行やリズム、音形が出てきて

まるでシンフォニーを弾いている様。

 

こちらは9月初旬が本番、

頑張ります。

 

 

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リラックスできる楽器の音は?

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