とうとう、これを明かす時が来るとは。。。
ここでの写真は、お店から依頼を受けて撮る写真のことではないよ。
食べに行って、趣味で撮る写真のことね。
だから、お店や他のお客さんの迷惑にならないことが一番だよ。
特に大勢で行った時に、気をつけてね。
まずは、空いている時間帯に行くこと。
お昼時は避けた方がいいし、
もし混んでいる時は撮影を諦めることも必要だな。
で、コツをば。
実はどの席に座るかで、写真の善し悪しは決まってしまう。
ライトを設営できないから、
現状で、良い方向からの光が、ラーメンに当たる席を選ぶんだな。
じゃぁ、具体的にどんな席を選ぶかというと、
スープにテカリが入る角度(窓に対して)にある席。
テカリとは、光が反射して、白く光ってる部分のこと。
美味しそうに写るかどうかは、テカリがすべてなんだ。
最近では、料理のそれを、シズル感と言っているよ。
窓に近い席で、
上から見て、窓と丼とカメラの位置が、一直線上に並ぶに席。
一般的に言うと、逆光の位置だな。
夜とか、窓のない店舗でも、店内照明の光でテカリの入る角度を探す。
真上に照明があるのは、良くないよ。
一人で行っても、窓や照明器具の位置によって、
カウンターよりテーブル席に座りたい時がよくある。
そんな時、写真が撮りたいのでその席に座ってもいいか
許可を貰うようにしている。
撮影時の注意点はね、
・ピンボケ注意、
・丼全部を写そうとしない、
・自分の影が写り込まないように。
あと、麺を箸で持ち上げたリフト写真は、特に難しいよ。
プロの写真関係者の撮るリフト写真でさえ、
画の奇抜さしかない、下手な写真が目に付くな。
何のために麺を持ち上げるのか?考えて撮るべきだよ。
ちゃんとリフト写真を撮るには、左手だけで写真が撮れないとムリだな。
ラーメン写真のコツはいろんな食べ物屋さんで、
いろんな料理写真に応用できるよ。
とにかく、テカリを探すのだ。
シズル感をだすのだ!
じゃぁ、いただきます。
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