卒業式のその後 | new暴れん坊商人~視覚障害者の呟き~

卒業式のその後

 先日、投稿したお兄ちゃんの卒業式に参加してきた。
 お兄ちゃんは先に9時ごろ家を出る。
 わしと妻は続いて車で学校へ・・・。
 10時前より卒業式が始まる。
 
 まずは卒業生の入場。
 わしには息子の姿は見えないので、前を通り過ぎた時に妻がわしの腕をポンポンとつついて知らせてくれた。
 開会の挨拶とともに卒業証書の授与である。
 クラスごとに全員の名前が読まれ生徒が「ハイ」と返事をする。
 お兄ちゃんの名前が呼ばれた時の返事・・・随分低い声、こんな声じゃったかいのぉ。
 代表者が証書を受け取り、学校長と来賓の挨拶。
 「仰げば遠とし」「蛍の光」を全員で歌う。そして校歌斉唱。
 閉会の辞とともに卒業生がいっせいにこちらを向いて、保護者に向けての挨拶と歌を歌う。
 生徒達と保護者の一部からすすり泣く声がする。
 後でおにいちゃんに「泣いたんか?」と聞くと、「もらい泣きすると思ったが泣けんかった。」と苦笑。
 
 卒業式の後、保護者はそれぞれの子供のクラスに向かう。
 先生が卒業証書を一人ずつに渡して終了。
 先生に無事卒業できたお礼を言う。
 息子はブラスバンド部の後輩の送別会に行った。
 
 思ったより昔ながらの静かな卒業式であった。
 教室でのお兄ちゃんも含む子供達の姿、声を聞いていると、高校3年生で18歳といってもまだまだ子供らしさが残っているような気がした。
 お兄ちゃんが家にいるのもあと1ヶ月である。
 おめでとうお兄ちゃん。
 そしてこれからは自分の行動に責任を持って切磋琢磨しろよ。