どうです。この花束・・・・・・。、造花なのですが、主人との思い出の花なんです。
大学時代の主人とデートの折に頂いたプレゼントの花束です。かれこれ、３０数年前に
なります。
デートの待ち合わせは、いつも、梅田の紀伊国屋書店前でした。学生にとっては、
結構、紀伊国屋前が待ち合わせスポットになっていて、あの頃は、携帯もないの
で、相手が到着するのを首を長くして待たなければなりません。そして、その日も、
主人が遅刻して、私は待ちぼうけでした。
その前の遅刻の言い訳が、「大学の教室の掃除当番になっていたから」と言われまし
た。その頃は、私も、性格が素直だったのか、「それは、大変やったね」とねぎらいの
言葉をかけたのを覚えています。中学校じゃあるまいし、掃除当番なんて、あるわけ
ないじゃないですか。今なら、「そんなあほな・・・・」と大阪のツッコミ入れてるところ
です。が、嘘だと気づいたのは、しばらくしてからでした。後に気が付き、二人で大笑い
しました。
その日も、３０分ほど遅れてきました。また、今日はどんな言い訳するんだろうと、
遅刻常習犯の主人をわくわくして待ち構えていたところ、遠くから、その日は、手に
大きな包みを持って、一生懸命、こちらへ向かって走って来るではありませんか。
そして、言い訳は一言もなく、その大きな包みを私の目の前に黙って差し出しました。
その包みの中身が、この花束だったのです。(生花でないのが残念でしたが・・・)
なかなか、やるじゃないですか、我がご主人様。怒りも感動に変わり、遅刻は帳消し。
女心を見事にキャッチした、物言わぬ言い訳でした。
そして、この花は、今も大切な思い出として、我が家の棚に飾られています。
でも、３０年も経つと、外側のスティール製の透明なケースに割れ目が入り、ついには、
壊れてしまいました。
花も、造花とはいえ、くすんだり、根っこが折れたりしてきたので、綺麗な花だけを取り
分けて籐のかごに短くカットして活け直してみました。どうですか。まだまだ、綺麗
でしょう。思い出の花なので、絶対に捨てられません。
そして、この花が、私の次のステップのきっかけとなりました。
なにぶんにも、花嫁修行で短期の生け花教室には通ったものの、見栄え良く活けられ
ず、そこで、いつもの「前へ進みたい病」が、私のこころに発症。
そうです。即、フラワーアレンジ教室に通うことにしました。
そこでは、プリザーブドフラワーも同時に体験させて頂き、とても勉強になりました。
その作品をご覧ください。ただし、腕前が未熟なので、出来栄えは、ご勘弁を・・・。
板の部分は、トールペイントで仕上げました。生のバラを加工してあるので、かなり、
長い間、鑑賞出来ます。クリスマスの作品は、バラや木々のプリザの色付けから体験させて
頂きました。結構、ひとつのプリザを作るために数日要します。かなりの根気が必要です。
飾り付けは、夜空と雪山をイメージして、絵画風に張り付けてあります。
プリザの問屋さんの手本を真似て、作りました。やはり、造花と違って、生の花を加工してある
ので、主人の花の様に、いつまでも綺麗なままではありません。花の美しさから考えると、い
つまでも、飾るべきではないのですが、やはり、自分の苦労した作品だけに、今も、リビングに
飾っています。
で、今はというと、あらしとしんのアジリティーに夢中になっています。
５０歳を越えた頃から、何でも挑戦したい病が発症しちゃいまして、出来る出来ないは、横に
置いといて、まずは、挑戦あるのみで、突進しております。どうも、極めるまでは、いつも、
頑張りきれてはいないのですが、それはそれ。とにかく、新たな生きがいは、私にとっては
必要不可欠なもののようです。そうそう、５０歳以上の特典が、色んな所でありますね。
たとえば、映画館。そして、極めつけは、八北のスキー学校。５０歳を超えていたら、なんと、
レッスン料が無料でした。息子一人分の料金で三人のレッスンを受けることが出来ました。
５０歳過ぎると言うのは、まんざら、悪くないってことでしょうか。
あらしの後ろにある小屋は、お庭にいる時のあらし用のお家です。
こいのぼりをトールペイントで仕上げました。「あらしの表札です」
おはようございます。今日は、私の趣味にお付き合い頂きありがとうございました。
どうぞ、殿方、お花のプレゼントをぜひ、試してみてくださいませ。
また、女性の方々、フラワーアレンジもぜひ、お楽しみください。
花より団子の皆さま、それはそれで、今日も一日、楽しい日を
お過ごしくださいませ。その前に、ポチッとクリックを宜しくお願い
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