「べっぴんさん」 第137回
夜。坂東家。
戦後間もない頃にさくらのために作った服を取り出すすみれ。
あ~懐かしい、よう着てたなぁと見る健太郎。
全部、藍が着てくれたらうれしいんやけど・・・と言うすみれ。
ほんまですか?とうれしく思う健太郎。
昼。
居間で古い服を見ている良子たち。
あ・・・、僕のも取ってあったのかと、君枝が持っている服を見る健太郎。
当たり前やないと、健太郎を見る君枝。
私たちのやってきた事、これでよかったのよねぇと言う良子。
商売商売思うてたら、今のキアリスはなかったな、きっとと答える明美。
すみれたちの思いを込めたものづくりの原点を目の当たりにした健太郎。
大急百貨店。
エイスで育った世代、そのマーケットに食い込みたいいう事かと聞く大島。
はい、紳士服ファッションに訪れたともし火を絶やさないためには今なんですよと答える潔。
野上家。
話題を呼ぶ仕掛けを考えている潔。
紳士服の店員は何で男ばかりなんやろう、店員を細かい所まで気の付く女の人にしたらどうかなぁ?と提案するゆり。
ええ!グレート!そしたら・・・それはゆりがやってくれ、こっからは一緒に楽しもうなと答える潔。
微笑むゆり。
坂東家。
映画がクランクアップします。
商店街。
いろいろ手伝うてもろて、ありがとうと感謝する明美。
こっちこそ、やっぱり・・・ものを作るって楽しいなと感謝する栄輔。
野上家。
オライオンの新たな紳士服ブランドのために、「男のための着こなし講座」をやってくれへんか?と頼む潔。
ありがたいです、けど・・・わしは人様の前に立てるような人間やありませんと断る栄輔。
それやったら、この先、一生逃げ回って生きていくの?ほんまにそれでいいの?と説得するゆり。
オライオンの「男のための着こなし講座」の発表会場。
栄輔を紹介する潔。
ステージに立つ栄輔。
このタイミングで出ていらっしゃった心境は?などと質問攻めする記者たち。
健太郎の問題は、何とな~く収束する雰囲気。笑
で、この後はゆりの社会復帰と、栄輔劇場の再開?
キアリスは?映画が完成でおしまい?