「ウェルかめ」 第76回 | たっちん日記

「ウェルかめ」 第76回

はまもと荘。庭で出産の用具を準備する波美と一平。何で綾とお前ら最近妙なんよ?と波美に聞く一平。何もないよと返事する波美に一平は怒りだします。美波町のオンナどもは情けない思えたで・・・とまで言われた波美。そこに果歩が来て、私に何が出来るっていうの?と言い出します。産婦人科での経験がない果歩ですから、その不安はあるでしょうね。綾と何を喧嘩しとるか知らんけど、医者は着いとけ!と果歩も一平に怒られます。波美も果歩も別に悪いことはしてないのに一平に叱られてかわいそう。出来るよと果歩を励ます波美。

綾の元に波美と果歩が戻ってきました。フミに夫のことを尋ねる綾。ようやく徳島市内に入ったところだそうです。助産婦さんに促されて綾の腰をさする果歩。波美は何もしてあげられません。

苦しむ綾。胎児の顔がお腹の方を向いている回旋異常という状態になっているようです。出産には時間がかかりそうと言う助産婦。胎児の姿勢を治すため、フミにつかまる綾。薬や道具を探しに行こうと立ち上がる果歩を、まだええと制する助産婦。果歩も冷静さを失ってるのか、それともそこから逃げ出したいのか・・・。助産婦さんとフミとで綾を横向きに転がします。

やっぱり探してきます・・・再び立ち上がろうとする果歩を、何べん言うたら分かるんじぇ、自然の力で産まれますと叱る助産婦。促されて聴診器で胎児の心音を聴く果歩。力強い心音が聴こえてきます。

薬王寺。波美は綾のために安産のお守りを購入します。そこへ草原兄さん顔なじみのお寺の人に声をかけられました。友達の綾がお産の最中で、うちは何も出来んけんと話す波美。お守りは今からじゃ遅いですか?と聞く波美に、遅うはないわ、無事に産まれますようにと手を合わせる草原兄さんお寺の人。親友はええねという言葉に、うちだけが何も出来んでと泣きだす波美。泣くことはないよ、そばについていてくれるだけで綾は心強いと思うよ。

その時、ケータイが鳴ります。電話に出て相手が勝乃新だと知って、びっくったと驚く波美。勝乃新は波美からもらった元旦のメールの返事をしてきたのです。友達が出産の最中だと教える波美。うち何もしてやれんけんと話す波美に、そばにいてたらええ、すぐ行ったげと言う勝乃新。僕と同じや。

脚本家さんに一言、今はみんな着信相手が誰か確認してから電話取るよ。

はまもと荘。波美が戻ると航がカメに餌を与えていました。綾ちゃんと喧嘩しとるんか?と聞く航、ウミガメの母さんは卵産む前にその浜が安全か観察する話をし、綾ちゃんはここで産んでええ思とるんよ、姉ちゃんを嫌いなわけないでぇと言う航。その言葉に再び泣きそうになる波美。

夜になって中川先生も来てくれています。回旋異常は治ったそう。綾の様子も落ち着いています。フミに再び夫のことを尋ねる綾。道路が閉鎖されていて、まだ到着してないのです。って、迂回する道路はないんかい?鉄道は走ってないんかい?ってツッコミ入れさせていただきます。

フミから波美がもらってきてくれたお守りを渡される綾。その時、再び陣痛が襲ってきて唸り声をあげる綾。一生懸命、腰をさする果歩。ありがとう・・・果歩。ようやく出た綾の言葉。このシーンでジーンときました。握りしめる波美のお守り。まもなく出産です。

綾の演技がリアルすぎてすごいね。

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