東生亭世楽という噺家の真打の師匠がおりまして
金澤が初舞台を踏んで間もない頃から面倒をみてくれている方の訳ですが👍
師匠と酒を飲むとだいたい「藝」「芸」の話
昔は何より自分の事でていっぱいだった訳ですが
段々と数をこなして来て自分なりに見えてくる訳ですね😅
そこでふと感じた物の中で
「藝」と「芸」の違い
師匠に言わせれば違いや由来がある訳ですが😅
金澤の中で見えて来た違いがありまして
(あくまでも金澤の主観です)
「芸」は目に見える部分、華やかさやらスキルだったり技術的な部分
「藝」はその人の根底の部分、生き様や生きる智識的な部分
の違いなのかなーと
師匠と酒飲んでてよく言われるのが
立ち居振る舞いだったり
(取り組み方と人とのスタンスのとり方)
物の見方的な部分だったり
(作品だったり世の中の事だったり)
知らず知らずのうちにこういうのが蓄積されて
それが自分の芝居に反映されてるんじゃないかなーなんて思えてきました。
後はよく言われるのは
道具の扱い方だったり人との接し方とかね!!
何しろこういう噺家、講談師、狂言師の方々というのは懐が広い
常に人前に晒されて、自分の「藝」「芸」を磨いているからこそくる所なのかもしれない
芸を勿論磨かなきゃいけない訳ですが
そればっかりだと上手いだけで聞き手に届かなくて
藝ばかり磨くとニーズに応えられなかったり、スキル以上の物が来た時に対応出来なくなるし
2つともバランスよく鍛えられれば問題はないんですがね😅
ま~色々考えましたが
藝って生き様なんだろうなーと
先輩方と飲むのはこういう発見と考察が出来るからホントに楽しい(*´∀`)ノ